■3カ国語で収録に臨んだ大規模な国際ドラマ『神の雫/Drops of God』
人気マンガ『神の雫』(講談社)を原作とした同ドラマ。制作にはアメリカのレジェンダリー・テレビジョンとダイナミック・テレビジョン、フランス・テレヴィジオン、Huluと日英仏の3カ国が携わっている。
『神の雫/Drops of God』は“神咲雫”という男性キャラクターがフランス人女性・カミーユになっており、主人公をワイン評論家・遠峰一青(山下智久)としている部分が原作と異なるポイント。第1話では、ワイン学の権威でもあるアレクサンドル・レジェが息を引き取ったあと、一人娘のカミーユ(フルール・ジェフリエ)が彼のワインコレクションを相続しようとする。“世界一”と称されるアレクサンドルのワインコレクションを手に入れるためには、遺書に“魂の息子”と書かれた青山との対決に勝つ必要があるという。
全8話で描かれる『神の雫/Drops of God』について、「Series Mania 2023」では1話・2話を試写。イベントのなかで、山下は「フランスで撮影中にワインと恋に落ちて、日本に帰ってすぐにワインセラーを買いました」などと作品を通じてワインにハマったと明かした。
日英仏の3カ国語で収録された撮影について、カミーユは「母国語ではない言語で演じることは、一見制約が増えるように思えて、実はその分可能性が広がると考えています」とコメント。山下も「本当に世界を広げてくれた作品だと思います」「一生忘れられない、僕の人生にとって大切な時間になりました」と制作陣の熱意に感銘を受けた真剣な表情で語った。