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杉野遥亮、草なぎ剛との共演で刺激「出会えてよかった」 「もっとできた…」と悔しさも吐露<罠の戦争>

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杉野遥亮、草なぎ剛との共演で刺激「出会えてよかった」 「もっとできた…」と悔しさも吐露<罠の戦争>

3月27日に最終回を迎えるドラマ「罠の戦争」(毎週月曜10:00-10:54、フジテレビ系)に出演する杉野遥亮が囲み取材に応じ、主演の草なぎ剛と共演した感想や、最終話の見どころなどを語った。

本作は、愛する家族を傷つけられた議員秘書・鷲津亨(草なぎ)が鮮やかな罠(わな)を仕掛け、悪しき政治家を失脚させる復讐(ふくしゅう)劇。杉野が演じる蛯沢眞人は、兄の死の原因となった議員・犬飼孝介(本田博太郎)への恨みを晴らすために犬飼の秘書見習いとなり、鷲津と結束。犬飼が失脚し、鷲津が国会議員となってからは鷲津の私設秘書を務めていたが、兄の死は犬飼ではなく鷲津が関係していたと知り、第10話(3月20日放送)では、怪文書をばらまき鷲津を陥れようとした犯人だったことが判明した。

■「草なぎさんのエネルギーとかオーラに引っ張ってもらった」

杉野は、草なぎとの共演について、「ありがたい経験で、ぜいたくだな、なんとか頑張りたいなと思っていました」と語り、「演技って分からないなと思うことがたくさんあるのですが、草なぎさんから出ているエネルギーとかオーラに引っ張ってもらったという感覚があります。自分もそれをまねしたいな、どうやったらまねできるんだろうと、刺激になりました」と振り返った。

続けて、「今回、一人で勝手に落ち込んで、“自分、本当にできないな”とか、打ちひしがれていました。そんなときに草なぎさんは温かい言葉をかけてくれて、たぶんすごく僕のことを見てくれていたんですよね。そういうところに救われました。一緒にお芝居していて楽しいなと思う先輩と出会えてよかったです。この間、草なぎさんと会ったときには、3、4回ハグしました」と、草なぎとの出会いに感謝した。

■「どれだけ内面を作れるのか勝負でした」

しかし、10話ではそんな草なぎが演じる鷲津と敵対関係に。最終的に鷲津に復讐をすることは「最初にうかがっていました」と言い、「始めから台本を全てもらっているわけではなかったので、本当にそういう場面がくるのか知らなくて。自分の中で(眞人の)お兄さんのことでどれだけ内面を作れるのか勝負になっていました」と当時の心境を明かした。

鷲津と眞人が対峙(たいじ)した場面の撮影については、「その日、悔しいなと思いながら(家に)帰ったのですが、そこで出たものが全てだと思っているので、今の自分はこうだと受け止めました」と悔しさをにじませつつ、「11話の(草なぎさんとの)シーンは、喋らなくても分かる気がして、すごく胸にくるものがありました」と言及した。

■「撮影が終わったあとなので反省しちゃう…」

眞人を演じるにあたって、杉野はとても苦悩していたようで、「感情を積み上げていくだけではできない役で難しかったです。眞人を演じながら右往左往していたんでしょうね。先輩の芝居を見て、“自分の芝居ってなんだろう”と、すごく(スタイルを)崩していたりしていたんです。結果的にそれが眞人とリンクしてよかったなと思います」とコメントし、「お兄さんのことを自分の中で膨らませていくのが、自分の中ではもっとできたなと。撮影が終わったあとなので反省しちゃうんですよ」とこぼした。

シリーズ第2作の「嘘の戦争」(2017年)にも出演していた杉野。「監督やスタッフさんなど、同じ方が多くて、『嘘の戦争』は当時、新人だった自分からすると重厚で、すごくプロの現場だと感じました。だから、今回、もっと俳優として頑張りたいな、もっとできることを見つけたいと貪欲だったんです。(撮影を通して)先輩たちがフラットだなとか、いろいろなやり方があるなと勉強になりました。もっとできたなと、悔しいんです。本当に悔しいから、次あったら頑張りたいな、もっと自分ができることを表現していきたいなと思っています」と、今後への意欲を見せた。

続けて、「先輩たちと共演できたことは財産だなと思っています。片平(なぎさ)さんと草なぎさんのシーンとか、見に行っちゃったんです。演技を見ていて、皆さんのエネルギーがすさまじいから、それを体感したかった。ここ(『罠の戦争』)に入れてよかったなと思いました」と、撮影の日々を回想した。

■「眞人は(今度も)大丈夫だろうなと思います」

最終話の見どころとしては、「眞人も感情の決着がつくかなと思います。ずっと、可南子さん(※鷲津の妻)ってすてきだなと思っていて、あんなにできる奥さんというか、井川遥さんもすごく伝わってくるお芝居をされるので、心って大事だなと思いました。そういうことが伝わってきて、ほろっとしたり、スカっとしたりする最終回になっています」とアピール。

また、最終話直前で反旗を翻した眞人に関して、今後、どんな生き方をしてほしいか聞かれると、「人のあり方がよく現れているドラマだなと思っていて、10話の鶴巻(岸部一徳)さんの言葉とか、考えさせられるところが結構ありました。眞人が鷲津のあとを追うことも、鷲津みたいになることもあり得るよなと考えていたのですが、眞人は自分の意見をちゃんと持っていて、自分の軸があるので、今後もあまりぶれないんじゃないかと思います。眞人は大丈夫だろうなと思っています」と答えた。

 
   

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