社会問題となった回転寿司チェーン「スシロー」内での「ペロペロ動画」事件からまもなく2カ月が経とうとしている。
少年がスシロー店内のボックス席で、金髪の少年が醤油のボトルや未使用の湯呑みを舐め回して元の位置に戻しただけでなく、回転レーン上の寿司に自身の唾液を擦りつける様子を収めた動画が1月下旬からネット上に出回り、瞬く間に拡散。
回転寿司の衛生面への信頼を揺るがすこの動画によって、スシローは運営方法の変更を余儀なくされただけでなく、スシローを展開する「フード&ライフカンパニーズ」の株価は一時170億円近く暴落するなど大打撃を受けた。
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当然、泣き寝入りするはずもなく、スシローは警察に被害届を提出し、少年に対して刑事と民事の両面で厳正に対処する方針を発表。さらに少年はネット上で名前や高校名などを晒され、一部では高校を自主退学したという報道も。
事件の“その後”を取材すべく、少年が暮らす岐阜県内の地元を訪ねた。
事件前までは、通学するのに最寄りの交通機関まで両親に送り迎えしてもらっていたという少年。事件後の近況についてある住人はこう明かす。