サンガレは2020年9月にトゥールーズからPSVへ移籍。身長191cmの大型セントラルハーフで、今季は公式戦31試合で7得点3アシストを記録している。
PSV加入当初から主力選手として活躍してきたなか、昨年8月には契約を2027年6月まで延長。しかし、プレミアリーグ勢からの関心は昨夏も報じられており、今夏に向けてはアーセナル、トッテナム、リバプール、チェルシーが獲得を目指しているという。
イギリス『90min』によると、PSVはサンガレの今夏売却を準備しており、リリース条項は3700万ユーロ(約52億1000万円)。サンガレの代理人もすでに前述の4クラブと接触しているとのことだ。
一方、イングランド代表MFデクラン・ライス(24)の今夏売却を余儀なくされるとの見方が強いウェストハムもサンガレに関心。だが、サンガレ本人がビッグクラブ行きにこだわっているという。
PSVのルート・ファンニステルローイ監督はサンガレについて「プレミアリーグで戦えるのは明らか。イングランドでもイタリアでもスペインでも、どこに行ってもトップクラブの選手になれる。そのレベルでシュートを打とうとしている」と、移籍を容認する姿勢を示している。