
EXILE TRIBEの7人組グループ、PSYCHIC FEVERが25日、千葉・イオンモール幕張新都心のグランドスクエアでファーストEP『PSYCHIC FILE Ⅰ』(5月17日発売)のリリースイベントをキックオフした。あいにくの天候だったが、タイでの武者修行を経て新たなスタートを切る、PSYCHIC FEVERを見守ろうと多くのファンが集まり、お気に入りのメンバーの名前やイラストをあしらったボードを掲げながら声援を送った。
メンバーは、そろそろ日も暮れようかというタイミングで登場。歓声や「おかえり!」という声がかけられるなかステージにあがると「こんばんはー!」と笑顔で手を振って、ファンに感謝した。

イベントでは、ファーストEPのリード曲「BAKU BAKU」を初披露。疾走感のあるシンセポップで、「アーティストの裏と表を表現した楽曲になっています」とWEESA。「ステージ上や鏡の前で格好つけていたりする表の面があれば、ステージの中やステージに上がる前に緊張で”BAKU BAKU”している心情もあることが描かれています。緊張を感じながらも自分たちを信じて前に進む、そんな熱い思いがこもった楽曲です。みなさんにも当てはまる部分があると思うので注目していただけるとうれしいです」と呼びかけて、パフォーマンスをスタート。

視線をかき集める冒頭、キャッチーなサビ、繰り返される「心臓がBAKU BAKU」のフレーズ、自然と真似たくなる振り付けなど、ファンはもちろん多くの人をひきつけそうな楽曲だ。パフォーマンスを終えてメンバーが肩で息をするなか、小波津志が「めっちゃ”BAKU BAKU”した~」とつぶやくと客席のあちこちで笑い声が上がった。

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また、リリースイベントならではのファンとの交流するコーナーも。寄せられた質問に答えるというもので、「タイから帰って最初に食べた日本食は何?」といったものや、「会場がディズニーランドに近いので好きなキャラクターを教えてほしい」といった質問が飛んだ。
なかにはEPに収録されるメンバーが作詞に初めて参加した「ForEVER」にかけて『ForEVER』なものは?といった質問も。半田龍臣は「メンバーだったり、応援してくださるみなさん『ForEVER』なのかなと思います」と100点満点の回答。渡邉廉は音楽だといい、「音楽があれば幸せな気持ちになりますし、毎日の励みになります。音楽のチカラってすごいなと思うので、音楽かな」と、話した。
この日はまた、YouTubeでの再生回数が500万回を超えた人気曲で、タイでの武者修行中にタイのアーティスト・DVIと制作した「To The Top Ft. DVI」もパフォーマンスし、日が落ち冷え込み始めた会場の体感温度を上昇させた。
ステージでのイベントの最後はTikTok用に観客と一緒に「BAKU BAKU」を撮影。小波津の歌に合わせて、メンバーがカウントして直々にレクチャー、半田がスマホを掲げて撮影した。
この日のイベントは観客による撮影も許可されており、参加者の多くが「#PCFリリイベ」のハッシュタグで写真や動画、感想を共有している。
イベントに先立ち、ファーストEPの収録内容も発表された。収録曲は「BAKU BAKU」「To The Top feat. DVI」のほか、注目を集めているジャージークラブのサウンドを取り入れた「Highlights」、ワールドトレンドを意識したアップ曲「Up and Down」やオルタナティブR&B調のボーカル曲の「アシンメトリー」。さらにメンバーが作詞に初参加した2曲「ForEVER」「Nice & Slow」を加えた全7曲で構成する。