
映画「ブラックアダム」ブルーレイ&DVDリリース記念イベントに長州力とともに登場
元プロレスラーの長州力と武藤敬司が3月24日、映画「ブラックアダム」のブルーレイ&DVDリリース記念イベントに揃って登場した。
同作はWWEのスーパースター“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンが主演&プロデューサーを兼任。ロックが憧れていたヒーローとして武藤の名を挙げていたこと、そして武藤が父のロッキー・ジョンソンと対戦経験があること、長州に至ってはロックの祖父にあたるピーター・メイビアと対戦したことがあるというさまざまな縁が重なって、この2人に白羽の矢が立ったといったところ。
武藤は2月21日に東京ドームで引退試合を行ったのだが、冒頭「先月までプロレスラー。今はただのおじさん、武藤敬司です」と挨拶。そして「引退試合の相手としてロックにオファーしてみたが、あまりにもこれ(ギャラ)が高すぎて、折り合いがつかなかった」と明かした。その額については「数十億」とまさかの金額だったよう。

化身のザ・グレート・ムタでの出演もアピール
ロックがプロデューサーも務めていると聞くと「製作に関わっているんだったら、俺もプロレスを引退したんだから、ぜひ次の映画に呼んでほしいですね。ドウェイン・ジョンソンのプロレスの必殺技の“ピープルズエルボー”は俺のパクリだからね。ロイヤリティーももらってないんだから」と俳優・武藤敬司を売り込み。ちなみに「今作に出るとしたらどんな役で出たかった?」と問われると「グレート・ムタそのもので出してほしい。毒霧しますよ」と化身のザ・グレート・ムタも売り込んだ。
本作については「単純明快。面白い映画なんだけど、先月まで現役のプロレスラーだったから、どうしてもドウェイン・ジョンソンの肉付きとかに目が行く。俺も以前、映画の主演したことがあるから、そういう比較で見たりすると“こいつには勝てねえな、肉体の作り方とか”と思ったりもしますね」と語ったうえで「俺のプロレス同様、見ている人を元気にさせるような映画なので、ぜひ見て元気になってください」とPRした。

