
映画「ブラックアダム」ブルーレイ&DVDリリース記念イベントに武藤敬司とともに登場
元プロレスラーの長州力と武藤敬司が3月24日、映画「ブラックアダム」のブルーレイ&DVDリリース記念イベントに揃って登場した。
同作はWWEのスーパースター“ザ・ロック”ことドウェイン・ジョンソンが主演&プロデューサーを兼任。ロックが憧れていたヒーローとして武藤の名を挙げていたこと、そして武藤が父のロッキー・ジョンソンと対戦経験があること、長州に至ってはロックの祖父にあたるピーター・メイビアと対戦したことがあるというさまざまな縁が重なって、この2人に白羽の矢が立ったといったところ。ジョンソン演じるブラックアダムが“全てをぶっ壊す破壊神”という役どころであることから「顔面破壊神対決」と銘打ってのにらめっこも行った。

「目線を合わせたことがないのでアンドレの顔をはっきり覚えてない」
「なぜか子供のころから映画が好きだった」という映画ファンの長州は「なんでこの映画が好きなのか考えた。映画にはその時代時代のなにかしらのメッセージがある。今回はあまりにも破壊がすごい。アメリカのSF的な映画というのは、次の世代に“世の中がこういうふうになっていくよ”というメッセージっぽいものが入っているという感覚で今まで見てきた。今の時代、紛争とかがあるが、この映画にも“次の時代はこういう時代になっていく”というメッセージがあるのかなと。ある意味怖いものがある」などと感想を語った。そのうえで「受け取り方はさまざまでしょうけど、こういう大作というのは一人ひとりがどう感じて、どう見るか。やっぱり平和が一番かなと」などと自身が受け取ったメッセージを明かした。
また、これまでの人生の中で「破壊神」と呼ぶにふさわしい相手として「僕の場合はアンドレが一番インパクトがあった。これはどうやって戦うのかという(笑)。リングで向かい合って立ったということ自体がエピソード。目線を合わせたことがないのでアンドレの顔をはっきり覚えてない」と“世界の大巨人”アンドレ・ザ・ジャイアントの名を挙げ、対戦時を振り返った。
