イオンシネマとなみは5スクリーンのコンパクト型劇場で、日本で初めて全スクリーンに立体音響技術「ドルビーアトモス」を導入、「Dolby Atmos MULTIPLEX」をはじめ、県内で初めて全スクリーンレーザープロジェクターなど最先端システムが設置される。座席は電動リクライニング付きの「ハイグレードシート」、寝そべりながら鑑賞できる「コンフォートシート」、両肘のある上質生地の「通常席」の3タイプが全スクリーンに採用されている。
空調は、通常の換気設備のほか、トレイン社のシネマ専用・大型空調用ウイルス対策システムを全スクリーンに設置。床、壁面、座席など人が触れる部分すべてに抗菌・抗ウイルス加工が施されるなど、あらゆる観点から感染防止に取り組まれているという。
また、自動ゲートによるチケットレス入場で、オンラインチケット予約購入システム「e席リザーブ」の利用者は混雑を避けたスムーズな入場が可能。飲食売店にはモバイルオーダーとセルフレジを導入し、ポップコーンやドリンクの提供時間の短縮するなど、あらゆる面でDX、スマート化が促進されている。
イオンエンターテイメントでは、今後も「くらしに、シネマを。」をコンセプトに、地域に根差したエンターテイメントのプラットフォームになることを目指し、来場者に驚きと感動を届けいたいとのこと。新業態シネコンの今後の展開に注目したい。
文/サンクレイオ翼