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令和版「理想の有名人夫婦」ランキング!有吉&夏目、山里&蒼井を抑えた1位と憧れの傾向は?

女性自身

 

選んだ理由として、1位の星野&新垣夫妻では、交際のきっかけとなった共演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)から、「ドラマからの素敵なカップルだと思います」(50代女性)、「ドラマの延長で結婚してるので憧れる」(30代男性)といった、現実でも本当に結ばれたことをあげる人が多かった。

 

2位の山里&蒼井夫妻では、「山里さんの深夜ラジオの送迎をするなど、蒼井さんの献身的な姿が素敵」(40代女性)「キチンと中身を見ている感じがする」(60代以上女性)といった2人の関係性を推す声が。

 

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いっぽうで、全夫婦に共通して多かった理由として、

 

「お互いが尊敬し合っている感じがするから」
「対等な関係、という感じがする」
「お互いをリスペクトしていそう」

 

といった「互いを尊重し合うこと」や「対等さ」をあげる人が相当数いた。

 

順位やこうした理由から「令和の理想の有名人夫婦」にはどのような傾向があるのだろうか。そこで、恋愛ジャーナリストのおおしまりえさんに話を聞いた。まず、おおしまさんは支持を集める夫婦について、“情報公開”をあげる。※以下、カッコ内は全ておおしまさん

 

「今って中身が見えない夫婦より、中身がある程度見える夫婦の方が支持を集める傾向が強いんだなと感じました。山里さんと蒼井さんは、山里さん側が結構情報を発しているじゃないですか。それがいいように働いて好感度がかなり上がっているんだなと。そういう意味で、時代性がちょっとあるなと思っています。

 

夫婦を見せるっていうのも、傾向が変わってきているのかなと思っています。夫婦どちらも中身を見せるよりも、片方だけがいい部分だけを見せる方が好感度が上がりやすいし、そういう風にしている夫婦が多いなと思っています。山里さんのところがまさにそれですよね。また、水川さんと窪田さんのご夫婦も、水川さんがインスタグラムでプライベートを積極的に発信しています。その中で夫を感じる情報がときどき映り込むことで、家庭生活や夫婦発信っぽい空気も少しある。そういうの控えめな幸せ発信が、好感度に繋がってるのかなと思いました」

 

 

菅田&小松や山里&蒼井のように、猛アタックの末に男性側が女性を射止めるという「男性が女性に一途」であることもポイントが高いという。

 

「どんなに美人で実績があっても、『自分からグイグイいきました』だと、格好が若干つかないですよね。時代は変わったとはいえ、まだまだ『女性はたくさん愛されて結婚して、結婚した後もいっぱい愛されてる』って思われた方が株は上がる傾向があります。男性は、好きだった人に自分からアタックしてその人を得たっていうことが、男性の株を上げるんですよ。だから、女性が『わたし頑張った』って発信せずに、男性が『とにかく頑張った』って発信した方が絶対にいいんです。山ちゃんと蒼井優さんのカップルは、それがすごい成功していますね」

 

アンケートに回答した主に20〜30代の男女が「互いへのリスペクト」や「対等な関係」を理由にあげるいっぽう、世代が上がると理想とするものが異なるようだ。

 

小泉&滝川での「両方とも文化人だから」(50代男性)「大物有名人同士での結婚のため」(60代以上男性)といった声や、有吉&夏目では、結婚後に夏目が芸能界を引退したことから「旦那さんに尽くす感じが見受けられる」(50代女性)「奥様がお仕事をやめて、旦那様を支えるスタンスが好ましい」(60代以上女性)というように、互いのステータスや妻側のサポート体制を評価する声が多かった。

 

「年代が上がると旧来のブランド志向とか家庭像みたいなものを支持する傾向が強いなと思いました。小泉さんと滝川さんカップルは、世代が上に上がるほど、『キラキラしてる』とか『ハイスペカップル』みたいな声が多い。

 

幅広い世代から支持されている有吉さんと夏目さんですが、上の世代にいくほど、夏目さんが一線を引いたことを評価しているんですよね。やっぱり上の世代になると、旧来の家庭像みたいなものを感じるカップルのほうが、支持を集める傾向にありますね」

 

平成時代の明治安田生命の「理想の有名人夫婦ランキング」では、三浦友和&百恵さん、唐沢寿明&山口智子、江口洋介&森高千里といった夫妻が常連だった。平成と令和の違いについて、おおしまさんはこう見る。

 

「平成は、結婚した後の情報がほとんど出ていない“イメージ先行型”の夫婦が多かったです。夫婦のイメージも、彼らの元からある綺麗なイメージがそのままの状態で保たれたのが理由として大きいですよね。唐沢さん&山口さん、山下達郎さん&竹内まりやさん、江口さん&森高さんといった、夫婦のことを発信してないのに評価されている傾向は、平成の方が強かったと思っています」

 

さらに、大きな違いとしておおしまさんは平成時代にブームとなった「鬼嫁キャラ」をあげる。

 

「発信の仕方にも特徴があって、”鬼嫁キャラ”って本当に今はやる方がいないなと感じました。北斗晶さんが昔は流行りましたけど、そういう鬼嫁キャラも今回のランキングには1人もいません。そもそも、家庭の愚痴をコンテンツとして発するのが、時代に合ってないかもしれないですよね」

 

妻の怖さをバラエティ番組などで明かす男性タレントもかつてはたくさんいたが、今後は“自慢”がトレンドになっていくとおおしまさんは予想する。

 

「芸能人の夫婦も、ノロケをコンテンツにできる夫婦が支持を集める時代がもっとくると思います。

 

山里さんと蒼井さんとかまさにそれだと思いますし、もっとそれはあってもいいと思うんですよ。一般人と結婚したタレントさんが、テレビで夫自慢や夫婦自慢だったりをして、それがキャラとして定着するっていうのもいずれあると思います」

 

最後に、おおしまさんは今後の「理想の夫婦」の傾向についてこう語ってくれた。

 

「やっぱり“いいこと発信”が、もっと芸能人に限らず求められていくと思います。『夫婦のいい話』や『夫のここが好き』『妻のここが好き』『夫がこういうことをしてくれた』みたいな話って、実はコンテンツとして全然ないんですよ。長く『ダメ夫』とか『夫にムカつく』みたいなコンテンツが芸能人に限らず、世の中にはたくさん溢れていました。今は少子化をなんとかしなきゃいけないという時代の声もあり、『結婚ていいな』『夫婦っていいな』と思わせるコンテンツやキャラに、需要は変わってくると思います」

 

果たして、令和版の理想の夫婦ランキングで殿堂入りする夫婦は一体ーー。

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