「退職祝い」の疑問を解決!
【1〜30位】退職者が選ぶ「辞めたけど良い会社」ランキング! 5位「グーグル」4位「特許庁」…トップ3は?
年度末の3月は、退職する先輩、後輩、同僚との別れを迎える時期でもあります。これまでお世話になった人たちへ「退職祝い」を贈り、感謝や応援の気持ちを伝えたいと考えている人も多くいることでしょう。一方で、「どんなのしや水引を選べばいいの?」「いつ渡すのがベスト?」「お返しは必要?」といった疑問の声もあります。
そこで、迷いがちな「退職祝い」の疑問について、一般社団法人「マナー&プロトコル・日本伝統文化普及協会」(東京都港区)代表理事でマナーコンサルタントの西出ひろ子さんに聞きました。
のしの「表書き」は退職理由で変わる
Q.まず、「退職祝い」の意味合いについて教えてください。
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西出さん「退職祝いは、会社を退職する人に対する労いや感謝の気持ちを伝えるために渡すものです。退職には、定年退職もあれば、結婚やキャリアアップなどでの退職もあります。
渡す時期は、最終出勤日や、送別会を行う場合はそのときにお渡しするのが一般的です。お祝いの品を持ち帰るのに、負担にならない配慮が大切です」
Q.退職祝いの相場はどのくらいでしょうか。
西出さん「相場は、その相手との関係性や、個人的に贈るのか、同僚とお金を出し合って贈るのか、その人数などによっても変わってきます。次に紹介するのは、あくまでも一般的な相場です。状況などに応じて変わっても問題はありません」
【個人的に贈る場合】
・上司・先輩…5000〜1万円程度
・同僚・後輩…3000〜5000円程度
・友人…3000〜1万円程度
・親(パートナーの親)…1万〜3万円程度