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Snow Man、アルバム&ツアータイトル『i DO ME』の秀逸さ 2023年4月以降に訪れる変化の時

Real Sound

Snow Man

 Snow Manが連日各メディアを賑わせている。8枚目のシングル『タペストリー / W』が初週90.3万枚を売り上げ、3月21日発表の最新「オリコン週間シングルランキング」で初登場1位を獲得(※1)。また、表題曲「タペストリー」が主題歌を務める目黒蓮の初単独主演映画『わたしの幸せな結婚』が初日から3日間で動員47万9700人、興収6億5400万円で初登場1位(※2)を飾るなど、グループ周辺の勢いは増す一方だ。

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 そんな最新作が最高潮の盛り上がりを迎える中、さらなるビッグニュースが舞い込んできた。5月17日に3枚目のアルバム『i DO ME』をリリースすること、また同作を携えたグループ初のドームツアー『Snow Man 1st DOME tour 2023 i DO ME』を4都市10公演で行うことが決定。3月20日、メンバーが揃ってYouTube生配信を行い、直接ファンに報告。特にドームツアーを知らせた際には、喜びの舞い(?)であふれる思いを表現する場面も。ファンとともにリアルタイムで喜びを分かち合った。

 デビューから3年4カ月で到達する夢の舞台。生配信中には、宮舘涼太の「一度は立ってみたかった場所。数多くの先輩方がライブをなされた場所なので恥のないように、Snow Manとしてのライブツアーをみなさんと成功させたい」というコメントから順に、メンバー一人ひとりのドーム公演への意気込みも語られた。全員に共通していたのは、グループだけの力では到達できなかったということと、ファンへの感謝。また、デビュー発表を行った思い出の地・東京ドームに9人で立てることへの感慨だった。リーダーの岩本照からは「時代がすごいスピードで流れる中、初めて会う方、初めてみんなで盛り上がる方、みんなの初めてが交差する場所になる。それぞれの人生があってその場所に集まるってすごいエネルギー量。その楽しみをモチベーションにこの日までがんばって過ごしてほしい。楽しませる準備は僕たちもしっかりしておく」という頼もしい言葉も聞くことができた。本ツアーからは全公演声出しも可能になる予定とのことで、会場の雰囲気はもちろん、セットリストや演出面でもこれまでとは違ったライブが展開されるのではないだろうか。

 アルバムとツアータイトルに付けられた『i DO ME』は、「自分は自分らしく」を意味する「I do me.」とローマ字読みの「挑め」、さらには「DOME=ドーム」の文字が盛り込まれたトリプルミーニングになっているという。まさに今、このタイミングでグループが冠するに相応しい秀逸なタイトルである。

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 Snow Manはデビュー以降、「Snow Manといえば◯◯」を常に更新しながら活動することに成功してきたグループのように思う。多くの人の前で披露する機会が多くあった「D.D.」や「Grandeur」からアクロバットやダンスを得意とするパフォーマンス集団というイメージを持つ人はもともと多いだろうし、冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)でのメンバーカラーのつなぎ姿や、TikTokを中心に話題を呼んだ「ブラザービート」の一節、バラエティやドラマ、雑誌など各分野で活躍するメンバーのことを思い浮かべる人も増えてきたかもしれない。「タペストリー」で彼らの歌の魅力に出会った人もいたことだろう。デビューから3年の間で積み重ねてきたそれぞれのイメージはこの先も名刺代わりに、ここから先は新たなイメージを加えていく時期に突入しているということなのだろう。

 4月からは『それスノ』が金曜午後8時に進出、毎年恒例だった『滝沢歌舞伎』も『滝沢歌舞伎ZERO FINAL』としてその歴史に幕を閉じる。これまで続けてきたことに様々な変化が生じるタイミングでもある彼ら。昨年ドラマ『silent』(フジテレビ系)での演技が高く評価された目黒が、人気小説の実写化『わたしの幸せな結婚』でしっかりと新たな評価を獲得しているように、個人が、グループが、挑んだ先にどのような景色が広がっていくのか期待しかない。

※1:https://www.oricon.co.jp/news/2272302/full/
※2:https://eiga.com/news/20230321/5/

(竹上尋子)

 
   

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