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俳優のグウィネス・パルトロウ スキー事故傷害事件の被告として法廷へ

女性自身

米ユタ州パークシティで21日、俳優のグウィネス・パルトロウが関与したスキー事故の裁判が始まったと、KSLなどが報じている。

 

原告は引退した医師のテリー・サンダーソン氏(76)。’16年、同州のスキーリゾートでスキーをしていた際、パルトロウに衝突され重傷を負わされたと訴えている。

 

CNNによると、’19年にサンダーソン氏側が提出した訴状には「パルトロウの滑りは制御不能で、原告に激しくぶつかり、気を失わせた。脳の損傷のほか肋骨4本を折るなど深刻なケガをさせた」とあった。また、パルトロウとそのインストラクターはサンダーソン氏を救出することなくその場を立ち去ったとも主張。賠償請求額は当初310万ドルだったが、その後金額を修正、現在は30万ドルを求めている。

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一方、パルトロウ側は、サンダーソン氏に非があるとして反訴。「家族とスキーを楽しんでいたところに、原告が背中に激突、激しい“ボディブロー”を受けた。腹を立てて抗議するとサンダーソン氏は謝罪。彼女はとても動揺してしまい、まだ朝だったにも関わらずスキーを止めてしまった」と訴状に記されている。損害賠償として1ドルと弁護士費用を求めているという。

 

裁判では、サンダーソン氏側の弁護人ローレンス・ビューラーが、事故当日のパルトロウは子どもに気を取られ、横や後ろを見ながら滑っていたと指摘。事故直前に顔を前に向け、叫びながらサンダーソン氏に衝突したという目撃者の証言もあったと、KSLは報じている。

 

それに対して、パルトロウの弁護人スティーブン・オーエンズは「スキーは危険であり、衝突は起こるもの。どちらにも過失はなかった」という視点で弁護を展開。彼女の後ろから、突然サンダーソン氏のスキーが脚の間に割り込み、彼女とサンダーソン氏は右側に転倒したと主張している。サンダーソン氏は「何が起こったのかわからなかった」と彼女に謝罪し、救助に来たパトロール隊員にも自分がぶつけられたとは話さなかったという。

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