
政府は自衛隊の制服組トップの統合幕僚長に、吉田圭秀陸上幕僚長の起用を閣議決定した。
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「戦後最も厳しく複雑な安全保障環境の中で様々な事象に適切に対応するとともに、例えば統合運用の実効性の強化など防衛力の抜本的強化に向けた取り組みを推進するという観点から行いました」(浜田防衛大臣)
新しく就任する吉田氏は、2021年から陸上幕僚長として、アメリカや東南アジアとの防衛面での関係強化を進めてきた。東京大学を卒業していて、防衛大学校出身者以外の統幕長起用は初めてとなる。今の山崎統幕長は4年の任期を終え、3月30日付けで退職する。
また、吉田氏の後任の陸幕長には陸上自衛隊の森下泰臣東部方面総監が就任する。(ANNニュース)