3月22日(現地時間21日)、NBAのレギュラーシーズンが行われ、渡邊雄太が所属するブルックリン・ネッツはクリーブランド・キャバリアーズとホームで対戦した。
連敗を脱し、一時は好調だったものの再び3連敗と暗雲立ち込めるネッツは、スペンサー・ディンウィディー、ミケル・ブリッジズ、キャメロン・ジョンソン、ニコラス・クラクストン、ドリアン・フィニー・スミスが先発に名を連ねた。
ネッツは、試合開始早々クラクストンがタフショットでバスケットカウントに成功すると、ブリッジズ、デイロン・シャープを中心に得点を重ねリードする。第1クォーター残り8分38秒には渡邊雄太が出場し、アシストとブロックで貢献。チームとしても30−23と7点リードで第2クォーターへ。
リードしていたネッツだったが、アウトサイドで得点を重ねていったキャブスに点差を縮められ、第2クォーター中盤で逆転を許す。その後もキャブスの守備に苦戦を強いられ、得点が停滞してしまったネッツは、逆転の機会を得られないまま55−61と6点ビハインドで後半へ。
迎えた第3クォーター、依然得点が伸び悩むネッツは、残り約4分のタイミングでブリッジズに代わって再び渡邊を投入。渡邊は3リバウンドをマークし、確かな存在感をコート上で示したが、チームとしては78−94と点差を16点に拡大され最終クォーターへ。
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勝負の第4クォーター、スタートから登場した渡邊だったが、残り9分44秒でコートアウト。スタッツを残すことはできなかった。その後ネッツは、ジョンソンがファウルを誘いフリースローで得点を重ねたが、開いた点差が埋まることはなく109−115でキャバリアーズに敗戦を喫した。
2連勝としたキャバリアーズは、ミッチェルが31得点5リバウンド3アシスト、ルバートが18得点2リバウンド4アシスト2スティールをマーク。一方のネッツは、シャープが20得点11リバウンドでダブルダブル達成、ディンウィディーが19得点5リバウンド11アシスト、ブリッジズが18得点4リバウンドを挙げるも、4連敗を喫した。
この試合で渡邊は約11分のプレータイムを得た。得点とはならなかったものの、4リバウンド1アシスト1スティールをマークした。
■試合結果
クリーブランド・キャバリアーズ 115-109 ブルックリン・ネッツ
CLE|23|38|33|21|=115
BKN|30|25|23|31|=109