『#ajpw ドリームパワーシリーズ2023〜レック株式会社 presents〜』東京・大田区総合体育館(2023年3月21日)
世界タッグ選手権試合 ○征矢学&拳王vs青柳優馬&野村直矢×
拳王&征矢が青柳&野村を破って世界タッグ王座を奪取。NOAHでの防衛戦開催を予告した拳王は、挑戦表明をぶち上げた諏訪魔に「絶縁」を再通告した。
金剛・拳王&征矢はNOAH2・21東京ドーム大会における全日本との対抗戦で青柳に勝利し、世界タッグ挑戦を表明。ノムヤギもNOAH3・9後楽園大会に乗り込んで受諾し、この日のタイトルマッチが実現した。
金剛コンビはNOAH3・19横浜武道館大会におけるGHCタッグ挑戦に続く、中一日のタイトルマッチ連戦。それでも接戦を繰り広げたが、ノムヤギがダイビングエルボードロップとフロッグスプラッシュの連続弾を征矢に見舞って先に勝機を掴む。
金剛も譲らず、大技合戦になって4選手が大の字に。その後、征矢と野村が真っ向勝負でさらなる熱闘を展開。野村はワンツーエルボーを乱れ打ち、スピアーからのジャックナイフ式エビ固めやノーザンライトボムで征矢を土俵際まで追い詰めた。
だが、マキシマムは不発に。ヒザ攻めで征矢が野村の動きを止めると、拳王がそのヒザにPFSを投下して援護射撃。ここがチャンスと、征矢はデスバレーボムをズバリ。野村も肩を上げて意地を見せたが、征矢は弾道からジャンピングDDTで突き刺して3カウントをもぎ取った。
金剛コンビがノムヤギを下し、世界タッグ王座を一発奪取。「残念」と全日本と青柳を酷評してきた拳王は征矢に肩車されて喜びをあらわに。征矢は大森隆男とのGET WILDで2013年3月に第64代王者から陥落して以来10年ぶり4度目の戴冠となった。
そんな金剛の前に現れたのが因縁を引きずる諏訪魔だった。「おい、お前ら、そのベルトはな、俺とKONOが本当は挑戦するはずだったんだ。まあいいよ。次、俺とKONOで挑戦させろ」と要求した。
だが、NOAHへの来場要求を無視され、すでに絶縁を突きつけていた拳王は「諏訪魔、お前とは絶縁だ」と改めて対戦を拒否。それでも諏訪魔は去っていく拳王に対して「拳王、お前な、絶縁ばっかしてると周りから人いなくなるぞ、お前。絶縁より地獄へ堕ちることを選べ。征矢、拳王は地獄へ堕ちろ!」と宣戦布告した。
バックステージで「歴史と伝統のあるこのベルト…俺と征矢で世界タッグチャンピオンになったぞ!」と征矢と抱擁した拳王は「おい諏訪魔! 世界タッグチャンピオンの拳王と征矢は…お前とは絶縁だ」と改めて通告。「このベルトの所有権はもう俺たちにあるんだ。そしてNOAHにあるんだ! 防衛戦、次どこのリングでやるか分かるか? 全日本プロレスのリング? ちげーよっ! 次の防衛戦はもちろん! NOAHのリングだ。そのためにこのベルト獲ったんだ」とNOAHマットでの防衛戦開催をアピールした。
【試合後の拳王&征矢】
▼拳王「勝ったぞオイ! やったな!! 征矢!!」
▼征矢「やったあああっ!!」
※二人で歓喜
▼拳王「俺たちが世界タッグチャンピオンになったぞ! やったな征矢!! 歴史と伝統のあるこのベルト…俺と征矢で世界タッグチャンピオンになったぞ! でも変なヤツが来たな? もう一度言ってやろうか? リング上でも言ったけどな…おい諏訪魔! 世界タッグチャンピオンの拳王と征矢は…お前とは絶縁だ。俺たち世界タッグチャンピオンになったんだ。それがどういうことか分かるか? このベルトの所有権はもう俺たちにあるんだ。そしてNOAHにあるんだ! 防衛戦、次どこのリングでやるか分かるか? 全日本プロレスのリング? ちげーよっ! 次の防衛戦はもちろん! NOAHのリングだ。そのためにこのベルト獲ったんだ。このベルト、見た目は汚いかもしれない。だけどな、歴史と伝統考えたらメチャクチャ輝かしいだろ? 青柳が持ってるより、俺たちが持ってたほうがピカピカに光ってるよな? だからな、この世界タッグのベルト…今度はNOAHのリングで防衛…してやるからな。てめぇら、これからも世界タッグチャンピオンの拳王、そして征矢…俺たちについてこいっ!」
▼征矢「ついてこいっ!」
【全日本】拳王&征矢が世界タッグ奪取、NOAHでの防衛戦予告 表明・諏訪魔には「絶縁」再通告
2023年3月22日