1958年に大阪で初めて誕生してから半世紀以上が経過し、日本の国民食の一つといっても過言でないほど愛される回転寿司。
しかし、2023年に入って、回転寿司業界を恐怖のどん底に陥れる出来事が。店内での迷惑行為を撮影してSNSで公開する“迷惑動画”が続出したのだ。
1月に「はま寿司」で他の人が注文した寿司にわさびを乗せるなどする動画を皮切りに、回転寿司チェーン店内での迷惑行為を“自慢”する動画がSNS上に出回ることに。特に、1月下旬に「スシロー」店舗内で、未成年の少年が醤油のボトルや湯呑みを舐め回す“ペロペロ動画”は大事件となり、「回転寿司にもう行けない」といった声が相次ぎ、「スシロー」の時価総額が一時170億円も下落するまでの事態となった。
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苦境に立たされたスシローは、注文品のみをレーンを使用し提供するなど、被害を受けて運営方法の変更を余儀なくされた。しかし、そんなスシローを応援するべく、池田美優（24）や、小籔千豊（49）、堀江貴文氏（50）など有名人たちが店舗に訪れる様子をSNS上に投稿。多くの一般客も店を訪れるなど、逆境の中でその根強い人気も証明される形となった。
そこで本誌は、好きな回転寿司チェーン店についてアンケートを実施（3月4日～3月6日）。最も支持された回転寿司チェーン店はいったい。
まず3位に選ばれたのは、「はま寿司」。“一皿一皿を最高の品質で提供すること”をモットーに掲げ、海水と同じ塩分濃度の水で時間をかけながらマグロを解凍するなど工夫を凝らしている。肉寿司も好評で、これは「すき家」や「ココス」などを全国に展開する株式会社ゼンショーホールディングスが運営母体ということもあって、シナジーが発揮されているようだ。
