現地月曜日、米マイアミで開催されたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準決勝で、日本代表はメキシコと対戦。常にリードを許す苦しい展開ながら、懸命に食らいつき、1点ビハインドで迎えた9回裏の逆転サヨナラ劇につなげた。
侍ジャパンの鮮やかな快勝劇を韓国のメディアも大々的に報道。スポーツメディア『MKスポーツ』は、9回裏の土壇場でみせた栗山英樹監督の采配に舌を巻いた。「代打ではなく代走! 監督の信念が村上の復活と勝利をもたらした」と題して、次のようにレポートしている。
「日本から見て4対5で迎えた9回裏、無死一、二塁の場面だ。打席に立った村上はそれまで4打数ゼロ安打で3三振を喫していた。普通ならバントで送るシーンであり、村上にバントをさせるのが酷ならば代打を送るところだ。しかし栗山監督は代打ではなく、一塁に代走を送ったのである。村上の打棒を最後まで信じ切っていたのだ。凄まじい勝負師。見事に村上は長打を放ち、代走の選手が俊足を飛ばして逆転のホームインを果たしたのだから」
いよいよWBCも残すは1試合のみ。日本時間3月22日に行なわれるファイナルで、日本はアメリカと雌雄を決する。試合開始はメキシコ戦と同じく、午前8時の予定だ。
構成●THE DIGEST編集部
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