人間の体内を舞台に、世界最小の主人公、細胞たちの活躍を描く本作。人体で働く無数の細胞たちが擬人化され、彼らが病原菌と戦う姿が展開する。斬新かつユニークな設定が話題を呼び、原作コミックは「このマンガがすごい!2016」オトコ編第7位、2017年にフランスの新聞「ル・モンド」が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」に選出されるなど世界中で注目を集めた。2018年にはアニメ化が開始され、コミックも「はたらかない細胞」、「はたらく細胞BLACK」などのスピンオフを展開、小説化、舞台化と人気は拡大し続けていた。
そんな本作の監督を務めるのは、『翔んで!埼玉』(19)、『テルマエ・ロマエ』(12)の武内。監督は今回の映画化に際して「普段見ることのできない体内の世界では日々一体どんなことが起こっているのか?細胞たちの日常を、笑いと学びに溢れた壮大なスケールでお届けしたい」と意気込みを語っている。また、脚本を『かぐや様は告らせたい〜 天才たちの恋愛頭脳戦〜』(19)、『カイジ ファイナルゲーム』(20)などの徳永友一が担当する。
笑いとアクションたっぷりの「はたらく細胞」ワールドはどのように実写化されるのだろうか?普段見ることのできない体内世界を舞台に繰り広げられる、映画史上最小の登場人物の物語に期待が高まる。
■<スタッフコメント>
●武内英樹(監督)
「『はたらく細胞』という原作を実写でというお話を聞いた時の驚きとワクワクは今でも鮮明に覚えています。普段見ることのできない体内の世界では日々一体どんなことが起こっているのか?そんな細胞たちの日常を、笑いと学びに溢れた壮大なスケールでお届けしたいと思っています。この作品を監督することが決まってからは、私自身も普段の生活で自分の体内の細胞たちのことを意識するようになりました。たくさんのはたらく仲間たちとともに全力で作品を作ってまいります。是非、ご期待ください」
文/鈴木レイヤ