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「スクリーム」第6作、シリーズ最高の成績で北米ナンバーワンに!

MOVIE WALKER PRESS

1990年代後半の青春スラッシャーホラーブームを牽引した「スクリーム」シリーズの第6弾『Scream VI』が、初登場でNo. 1を獲得した先週末(3月10日から12日)の北米興収ランキング。初日から3日間の興収は4444万ドルと、シリーズ最高のオープニング成績を記録。前週1位デビューを飾った『クリード 過去の逆襲』(5月26日日本公開)に続き、往年の人気シリーズの再始動した続編が好調を見せている。

低予算で製作されながらも興収1億ドルを超える大ヒットを記録した『スクリーム』(96)を皮切りにした「スクリーム」シリーズ。興行・批評の両面で苦戦した第3作から10年以上のブランクを経て公開された『スクリーム4 ネクスト・ジェネレーション』(11)の後もシリーズの継続が企画されたものの、シリーズを通して監督してきたウェス・クレイヴンの死やワインスタイン事件などの影響を受けて立ち消え状態に。

しかしオリジナルキャストの再集結と、新たな若手キャストの参戦という新旧の見事な融合が果たされた第5作『スクリーム』(22)で、シリーズは堂々復活。興行的にもまずまずの成功を収め、即座に第6作が始動。クレイヴンの遺志を継いでシリーズを甦らせたマット・ベティネッリ=オルピン&タイラー・ジレット監督は、すでに第7作への意欲を示しており、今作で登場しなかったシドニー・プレスコット(ネーヴ・キャンベル)の復帰も示唆されている。

批評集積サイト「ロッテン・トマト」によれば、本作の批評家からの好意的評価の割合は77%と比較的高く、観客からの好意的評価も92%。興行的に成功するホラーシリーズというのは批評家から軽視されがちではあるが、この「スクリーム」シリーズだけは例外で、前述の第3作を除けばいずれも安定した高評価を獲得している。ゴーストフェイスのインパクトに引っ張られずに、クオリティの高いストーリーと恐怖を提供する作り手の姿勢が守られる限り、このシリーズは存続していくことだろう。

春シーズンまっただなかということもあり、ランキングには『Scream VI』以外にも3000館超規模の大作がランクイン。アダム・ドライヴァーが主演を務め、『クワイエット・プレイス』(18)の脚本家ブライアン・ウッズ&スコット・ベックがメガホンをとったSFアドベンチャー映画『65』は3日間で1232万ドルというまずまずの興収で3位に。

一方、『グリーンブック』(18)のピーター・ファレリー監督の弟ボビー・ファレリーが単独でメガホンをとり、スペイン映画『だれもが愛しいチャンピオン』(18)をウディ・ハレルソン主演でリメイクした『Champions』は6位にランクイン。興収的には低調で、3000館以上で公開された作品としては歴代ワースト19位のオープニング成績となっている。

前週1位だった『クリード 過去の逆襲』は公開10日目で興収1億ドルを突破。次の週末には前2作の興収を上回ることを確実なものにした。また、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(日本公開中)は12日の段階で『タイタニック』(97)の北米興収をようやく上回り、北米歴代興収ランキングの8位へと浮上。現地時間12日に行われた第95回アカデミー賞で大勝した『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(日本公開中)のオスカー効果については、次週の当記事で触れることにしたい。

文/久保田 和馬
 
   

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