「映画刀剣乱舞-黎明-」の東京スカイツリー(R)点灯式&完成報告会イベントが、本日3月19日に東京・東京スカイツリーで行われた。

本作は名立たる刀剣が戦士へと姿を変えた“刀剣男士”を率い、歴史を守るために戦うゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案にした「映画刀剣乱舞」の第2弾。劇中では西暦2205年から、藤原道長らが生きた995年、そして2012年の現代とあらゆる時代が舞台に。2012年に開業した東京スカイツリーも本編の随所に登場する。本日のイベントには三日月宗近役の鈴木拡樹、山姥切国広役の荒牧慶彦、へし切長谷部役の和田雅成、山姥切長義役の梅津瑞樹、髭切役の佐藤たかみち、骨喰藤四郎役の定本楓馬、堀川国広役の小西詠斗、小烏丸役の玉城裕規、監督の耶雲哉治が登壇した。


鈴木、荒牧、和田、定本は前作から続投。鈴木は「『続編をやりたいね』という言葉がキャストのみならずスタッフたちからも出ていたので、ようやく形にできたという気持ちでいっぱいです。皆さんの元に届くまで時間は掛かりましたが、振り返ると、とても充実した時の経過だったな思います」としみじみ述べる。寒空の下で肩をすくめる荒牧は「いざ2作目をやるぞとなったときは震えましたね。今も震えているんですけど」と当時の心境を絡めてみせるも、和田から「全然うまくないです!(笑)」とツッコミが。荒牧は負けじと「武者震いしましたね!」と繰り出し、覚悟を持って本作に挑んだことをのぞかせる。
梅津、佐藤、小西、玉城は新キャストとして参加した。梅津は「映画ではアクションが重要になってくるので、舞台とは勝手が違いましたが、そこが楽しみでもあります」とファンの期待を高める。デビュー後まもなく舞台「刀剣乱舞」に抜擢され、俳優としての道を進んできた小西は「初めて(堀川国広を)演じさせてもらってから3年ぐらい経っていたので成長した姿を見せられたらうれしいです」と笑顔。前作を映画館に1人で観に行ったという玉城は「とてつもなく嫉妬しました。なぜ僕はここにいないんだろうと。出演が決まって幸せですし、監督に『第2作があれば出演したいです!』と言ったのを覚えていてくださってたのがうれしかったです」と感謝した。

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ゲーム版も含め、刀剣男士たちが現代に出陣するのは本作が初めて。鈴木は「妄想はしたことありました」と打ち明け、「三日月として現代でやりたかったことが、この映画の中に含まれていてうれしい。どこなのかは映画を観て予想してください。テンション上がりました!」と声を弾ませる。しかし撮影は苦労が多かったようで、耶雲は「現代を舞台にしたいと聞いてちょっと撮影が楽になると思ったんですけど(笑)、逆に大変で。刀を持ってアクションするのを許可してくれるところが少なかったり」と述懐。佐藤は「空港のシーンでは床が滑るから、ふんばりがきかなくて。対策としてコーラを靴の裏と床になじませたりしました」とエピソードを明かした。
