『GREAT VOYAGE 2023 in YOKOHAMA』横浜武道館(2023年3月19日)
○ランセロット&エクストリーム・タイガーvsニンジャ・マック&AMAKUSA×
NOAH参戦開始間もないルチャドール・ランセロットが王者・AMAKUSAに直接勝利し、GHCジュニア挑戦を表明した。
メキシコ人ルチャドールのランセロットはキャリア13年の27歳。スペル・クレイジーの親戚にあたり、元AAA世界クルーザー級王者でもある。初参戦となった3・9後楽園大会では吉岡世起を、3・14横浜ラジアント大会ではHi69をそれぞれ空中殺法で破っていきなり実績を重ねた。
この日はEタイガーとのコンビで、AMAKUSA&ニンジャ組と対決。試合前から握手を拒んでAMAKUSAを意識したランセロットは延髄斬りで先制すると、一進一退の読み合いを展開。場外ダイブの連鎖の中でケブラーダを豪快に放ち、最後はダブルアーム式コードブレイカー、パワーボム式コードブレイカーと一気にたたみかけてAMAKUSAから3カウントを奪った。
これでNOAH参戦後3連勝。しかもGHCジュニア王者に直接勝利してみせたランセロットはベルトを掲げると、大の字のAMAKUSAに向かって挑戦をアピール。「俺はメキシコのAAAではチャンピオンになったことがある。こうして日本に来た今、この日本の地で絶対にチャンピオンになりたいと思っている」とベルト獲りを誓った。参戦からわずか3戦目で王者狩りをやってのけたランセロットが早くもノアジュニアの至宝に王手をかけた。
【ランセロットの話】「俺はメキシコのAAAではチャンピオンになったことがある。こうして日本に来た今、この日本の地で絶対にチャンピオンになりたいと思っている。そして、必ずチャンピオンになるつもりだ」
