前半終了間際にミランがPKを獲得。キッカーを務めたイブラヒモビッチは、一度はGKに阻まれるも、キックより先に相手がペナルティエリアへ入っており、やり直しとなった結果、二度目はきっちりと成功させ、セリエA最年長ゴールを奪ったのだ。
英紙『Daily Mail』によれば、先日に発表されたスウェーデン代表メンバーにも選ばれた41歳は、「このクラブの歴史に名を連ねられて誇りに思う」と喜びを語った。
「偉大な歴史を持ち、素晴らしい活躍をした選手たちがいるクラブだ。そこに俺の名があることは、大きな意味を持つ」
ただ、勝利には結びつかなかっただけに「このゴールは、俺が望んでいた勝点をもたらすものではない」と続けた。
「キャプテンとして戦えた点も誇りに思うが、試合は思い通りにいかなかった」
【動画】ゴール左に豪快に突き刺す!41歳イブラヒモビッチの歴史的ゴールをチェック!
注目が集まるのは、キャリアの着地点だ。「14か月ぶりに先発したが、ピッチ内では良い感触だった。大事なのは良いコンディションであることだ。今日のように調子が良ければ、まだプレーできるし、俺自身に疑問はない」と言うスーパーレジェンドは、「いつまでミランでプレーを続けたいか?」という問いにこう答えた。
「コンディションが良ければ、続けたい。フィットしたまま引退した奴は、後悔する傾向にある。あの14か月はとても苦しかったから、その分を取り戻し、スポーツにカムバックするチャンスなんだ」
自身を神と称する男の唯一無二のキャリアは、まだまだ終わりそうにない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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