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貯金していても「なかなかお金がたまらない人」の盲点【お金のエキスパートが解説】

幻冬舎ゴールドオンライン

着実にお金をためていくには、どうすればよいのでしょうか? アメリカでロング&ベストセラーになっている「お金の入門書」、ディリン・レドリング氏/アリソン・トム氏による共著『父と母がわが子に贈るお金の話 人生でもっとも大切な貯める力、増やす力』(小野寺貴子訳、SBクリエイティブ)より一部を抜粋し、見ていきましょう。大人にも子どもにも役立つ貯金のコツを紹介します。

着実にお金をためていくには「計画」が重要

お金の習慣の中で大切なことの1つ、それはお金をためること。貯金を始めるのが早ければ早いほど、簡単にお金をためたり、増やしたりすることができる。多くの人は将来のために貯金をしようと考えるけれど、今のために貯金をしておくことも大切なんだ。貯金の習慣を身に付ければ、何かお金を使う必要ができたときのため、やりたいことができたときのため、緊急事態が起きたときのため、人を助けるときのために備えておくことができるだろう?

多くの人にとって、貯金ができない理由の1つに、計画を立てていないということがある。しっかりと貯金の計画を立てることで、いくらためるか、いくら使うか、何に使うかを把握することができるよ。きみが使える貯金計画として、4-3-2-1プランというものがある(図表1)。これは、支出(お金の使い道)を4つの入れ物に分けるというものだ。

[図表1]4-3-2-1プラン 出所:ディリン・レドリング/アリソン・トム共著『父と母がわが子に贈るお金の話 人生でもっとも大切な貯める力、増やす力』(小野寺貴子訳、SBクリエイティブ)

きみの場合は、この4つに何を当てはめられるか考えてみよう。

4-3-2-1プランの内訳

<現在の出費のための貯金>

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これには、定期的で、少ない額の買い物(50ドル〈6500円〉以下)が入る。例えば、お菓子や洋服を買う、友達と遊ぶときにかかるお金のこと。

<将来のための貯金>

これは、将来のためにとっておくお金だね。このお金は大学進学のため、初めての車の購入資金、投資用の資金などに使うことになるよ。

<大きな出費のための貯金>

これは、大きな買い物(50ドル〈6500円〉以上)のための貯金で、ためるのに時間がかかるもの。自転車、ゲーム、夏休みの旅行などがこれに当たるよ。

<人助けのための貯金>

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