大いに賑わいを見せた2023年秋冬パリ・ファッションウィーク。中でも現地時間3月3日に行われた「コペルニ(Coperni)」のショーは人々の度肝を抜きました。
ショーの幕開け、颯爽とランウェイに現れたのは……モデルではなく「犬型のロボット」!
総勢5体の犬型ロボットたちが、ステージ演出からモデルのお手伝いに至るまで、大活躍していたのであります。それにしてもこのロボット、どこかで見たような気がするゾ……?
【あたりを警戒する犬ロボットたち】
「コペルニ」のショーに登場したのは、「スポット」という名の犬型のロボット。アメリカの企業「ボストン・ダイナミクス」によるロボットで、犬のように4足歩行で移動します。
モデルよりも先にランウェイに登場したスポットたちは、目を光らせながら辺りを見回しています。
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その姿はまるで、安全かどうかたしかめているかのよう! まさか君たち、モデルたちに危険が及ばないように偵察しに来たの……?
【めっちゃ活躍するじゃん】
モデルたちがランウェイを歩き出しても、スポットが立ち去る気配はありません。
それどころか、モデルたちと足並みをそろえるように行進したり、ポーズをとるような素振りをみせたりと、完全にショー演出の一部と化しています。
ショーの中盤には、首の長〜いスポットが登場し、モデルの服を脱がせたり、バッグを受け取ったりと大活躍!
見事なサポートをみせたあとは、優雅におじぎをしてランウェイを去っていったのでした。
【他の場所でも活躍してました】
ところで……スポットを見れば見るほど「どこかで見たことある」という思いが強まっていきます。