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SixTONES、6人ならではのCMへのアプローチ ジャニーズJr.時代からの出演、個人や楽曲のみの起用も

Real Sound

 SixTONESがリーボックジャパンの“Kicks”アンバサダーに就任。新曲「Drive」と共にメンバーが出演するCMが3月6日から同社の公式YouTubeで公開されたのを皮切りに、3月10日からはTVCM「Spring Kicks」編がオンエアされている。

 新曲「Drive」は4月12日リリースの9thシングル『ABARERO』通常盤に収録される楽曲。CM映像では、6人がメンバーカラーを踏まえた衣装とスニーカーのコーディネートで登場し、ファッショナブルな世界観を保ちながらよりカジュアルに、そして軽快なステップでスニーカーをアピールした。公開当日はサイトに繋がりづらい状態が起こるなど注目を集めた。

 SixTONESとTVCMといえば遡ること2019年、当時はまだジャニーズJr.だった時代に出演したアプリゲーム「モンスターストライク」に始まる。CMのために書き下ろされたオリジナル曲「光る、兆し」と共に、制服姿の6人が登場。個性豊かな人物像が描かれながらも、最後は集まってゲームを楽しむ。彼らの青春時代の一コマを切り取ったようなストーリー構成だ。

 まだデビュー前だった当時、6人での活動が見られる貴重な映像だったこともあり、契約終了時にはSNSを通じてファンからスポンサー企業に向けてお礼のメッセージが相次いだほど愛されていた。楽曲もいまなおライブで歌われており、SixTONESの軌跡を語る上でも欠かせない存在だ。

 デビューを控えた2019年12月にはNTTドコモ『新体感ライブ』キャンペーン、セブンイレブン『VSコラボキャンペーン』にSnow Manと共に出演。商品やサービスのPRに加えてジャニーズ初の2組同時デビューを幅広い層に印象づけた。2020年1月にはSixTONESがアパレルショップ「WEGO」のTVCMに登場。関東エリア限定ではあったが、1月22日に発売されたばかりのデビューシングル曲「Imitation Rain」と共にデビューの2日後、1月24日からCMがオンエア。同ブランドにとっても初のTVCMと、共に新たな一歩を踏み出した。

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 また、同年にはロングセラー商品、ヤクルト「ジョア」のCMキャラクターに起用された。東京・渋谷のスクランブル交差点にはさわやかな彼らが大きく映し出され、見上げて眺めたファンも多かったのではないだろうか。2021年からは賃貸や不動産を扱う「エイブル」、2022年からはソニーのワイヤレスイヤホン「LinkBuds S」のCMキャラクターに起用されている。

 そして彼らの音楽も大活躍。「Lifetime」「Everlasting」に続いて「Always」と3作連続で出光興産の企業CMに採用されている。タレント本人が出演しない、楽曲のみのCM起用は若手グループとしては珍しいが、これも音楽を愛し、音楽に力を入れているSixTONESならでは。

 グループだけではなく、最近は個人やペアでのCM出演も続いており、ジェシーと松村北斗は英会話・学習教室「ECCジュニア」のCMキャラクターに、ジェシーと森本慎太郎のペアは日本ハムの「ほぐせるお肉 プルドポーク」「ほぐせるお肉 プルドビーフ」に続いて、「シャウエッセン®」シリーズの新商品のCMキャラクターに起用されている。松村は個人でブルボン「フェットチーネグミ」、そして俳優の駿河太郎と共にIT企業の「TDCソフト」のCMキャラクターに抜擢され、同社が創業60周年で初めてのTVCM制作と記念すべき作品に名を連ねている。また3月18日にはサントリー「サントリーオールフリー」のCMキャラクターの一人としての起用が発表されたばかりだ。

 ロングセラー商品から新商品、企業CMと多岐にわたるが、時には爽やかに、時にはファッショナブルでクールに……と、様々な世界観にしなやかに馴染んで表現する彼ら。CMを辿っただけでもグループの軌跡が感じられ、ファンとしても新たな商品との出会いだけではなく、一つひとつに思い出があり、いまも記憶に残っている。

 個性豊かなメンバーが揃い、6人集まればユーモア溢れる雰囲気が生まれるSixTONES。昨年大晦日に放送された『第73回NHK紅白歌合戦』(NHK総合)でトップバッターを務めた姿が象徴するように、若い世代に限らず、様々な属性の枠を軽々と超えていくパワーがあるのではないだろうか。(柚月裕実)

 
   

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