転倒したカメラマンにすかさず駆け寄り…
日本でも大ヒットした映画『トップ・ガン マーヴェリック』の主題歌『ホールド・マイ・ハンド』で歌曲賞にノミネートされていたガガ。現在、『ジョーカー』の続編映画の撮影で多忙なことから、アカデミー賞でのライブパフォーマンスを辞退したと報じられていた。
けれども12日の授賞式当日には、ベルサーチのイブニングドレスを着たガガがレッドカーペットに登場。会場を大いに沸かせた。ちなみに、今年はレッドカーペットがお色直しされ、シャンパンカラーに変更。ガガがそのシャンパン色のカーペットを歩いていたときには、ちょっとしたハプニングも起きていた。
彼女が移動していた際、近くで撮影していたカメラマンが転倒。このときガガは、そのカメラマンにすぐさま駆け寄り、起き上がるのを手助けした。この様子をうつした動画はツイッターで拡散され、多くの人々に知れ渡ることに。ネット上では一部ユーザーから「起き上がるときにガガのヒップや背中、腰を触っていた」とカメラマンを非難する声も上がったものの、倒れた人にすかさず手を差し出したガガの行動に対しては、称賛の声が多数寄せられた。
「ありえない!」共演者の60代俳優といきなりキス
Lady Gaga kisses her Folie à Deux castmate Brendan Gleeson on the lips at the Oscars https://t.co/4czVzJm1Hq
— Daily Mail Celebrity (@DailyMailCeleb) March 13, 2023
米国ではパートナー以外と人前で唇にキスする習慣がないことから、この光景を見た視聴者は衝撃を受けた模様。ネット上では「ありえない!」「トラウマになった」といったコメントも見られた。
ただ、60代後半のベテラン俳優であるブレンダンは既婚者で、会場にも妻を同伴していた。そのため2人がロマンティックな関係にあり、キスをした可能性は低いという。
2人がジョーカーの続編でどう絡むのかは不明だが…もしかして映画のPR?!
授賞式のすっぴんライブに込めた思い

カーシュナーによると、映画の撮影でスケジュールに追われていたガガは当初、出演を辞退。けれども、やはり「何かをしたい」との思いから、出ることを決意。とはいえ、華やかな演出をする「時間がなかった」ため、素顔でステージに上がったという。またアカデミー賞授賞式にノーメイクで出演することで「本当の自分」を見てもらいたいという思いもあったそうだ。
「彼女は本当に何かをしたかったのです。木曜日(9日)の4時ぐらいに、彼女から『何かをやってみたい、大きなパフォーマンスをする時間はないけれど、本物のガガを生で見てもらいたい』というメッセージを受け取ったのです。彼女の歌声があればそれ以上のものはいりませんよね」
出演を決めたのは本番3日前だった!
「本当の自分」を見せるために、忙しいスケジュールの合間をぬって、アカデミー賞のステージに上がったガガ。歌い始める前には、聴衆にこう語りかけた。
「私たちはみんな、お互いを必要としています。この人生を生きていくためには、たくさんの愛が必要です。ときに、ヒーローが必要になることもあります。私たちの周りの至るところに、ヒーローは存在します…自分自身のなかにも、自分のヒーローをみつけられるかもしれません。たとえ、あなたの心が傷ついていたとしても」
<文/BANG SHOWBIZ、女子SPA!編集部>