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37歳女性が宅建取得で高給×時短のパートをゲット!仕事につながる「学び」の実例を紹介

レタスクラブ



家計や自分の今後の人生を考えて、働くための第一歩として仕事につながる学びを始める人が増えています。でも時間はどうつくる? 自分らしく働ける仕事って? と悩んでいる方も多いはず。そこで今回は、収入アップに直結するタイプの学びを深めている方の実例をご紹介します。

あなたに合う「仕事につながる学び」とは?

「仕事につながる学び」といっても、タイプはさまざまです。手作りアクセサリー販売などの「趣味を生かすタイプ」の人は、ワークショップで技術を磨くなど趣味を極めることが仕事につながります。「暮らしに役立つタイプ」の学びをする人は、学んだことが生活ですぐ実践でき、やる気を保ちやすいのが特長です。「収入アップに直結するタイプ」の学びは、国家資格など難易度は高いですが、今はオンライン講座など、すき間でできる勉強法も充実しています。

収入アップに直結するタイプの学びと目指す仕事

国家資格取得など、転職やキャリアアップ、収入アップにつながるような本格的な学びのことです。

目指す仕事は
● 医療事務 ● 調剤薬局事務 
● 宅地建物取引士 
● ファイナンシャル・プランナーなど



では実例をみてみましょう↓

*  *  *

お話を聞いたのは
▷下坊友菜さん


37 歳。5歳と0 歳の2 児の母。26歳で秘書業をしながら、宅地建物取引士の試験に一発合格。長女の幼稚園入園を機に、宅建資格が応募条件だった不動産会社でパートとして働く。現在は育休中。

宅建取得で、高額時給×短時間勤務のパートをゲット

■仕事の前後にカフェで猛勉強。短期集中で一発合格
合格率15%ともいわれる宅建にわずか半年で一発合格した下坊さん。
「暗記ものが多いので、翌年に持ち越したら記憶も薄れて絶対諦めちゃうと思って。当時、弁護士事務所の秘書をしていたのですが、そのビルの1階のカフェに朝6時に行って、オンライン講座を聴きながら勉強。8時半に出勤し17時半に退勤したら、また21時までカフェで夕食を取りながら勉強。帰宅後はその日覚えたことの振り返りを1時間。われながらストイックでしたね(笑)」
その後、出産し、一時は専業主婦になったものの、長女の幼稚園入園を機に不動産会社に応募。
「もともと、資格を取ったのは子どもとの時間も充分取りながら働きたいと思ったから。おかげで、週3日、4時間半勤務で高時給の仕事に就けました!」


やればできるんだという自信にもなった。

■どうやって学びの時間をつくった?
家事も遊びもセーブして、半年間は勉強優先
私は勉強しているカフェで夕食を取り、夫には外で食べてきてもらい、平日の夕食作りはほぼ免除。雑誌やまんがを読むのはドライヤーで髪を乾かす間だけ。友人の誘いも息抜きデーの金曜日以外はなるべく断わり、「この半年だけは」と勉強を優先させました。我慢が多かった分、「絶対ことしで合格してやる!」とがんばれました。

■かかったお金は?
20万円程度
通信講座は約15万円(オンライン授業70~80回)、受験料約8000円、そのほか模試代、カフェ代など。

■得たものは?
● 時給2000円弱
● 大切な人に使えるお金
9時~14時、昼30分休憩の4時間半勤務で週3回。収入は子どもの習い事費に。子どもがやりたいと思ったことをちゅうちょなくやらせてあげられるのが喜び。



■下坊さんの学びのコツ
定期的な息抜き&ごほうび
金曜日と、土日のどちらかは勉強しないと決めて、息抜きデーに。また、「模試でいい点が取れたら高い化粧品」「合格したらパールのネックレス」と、ごほうびを決めてやる気を上げていました。



家じゅうに暗記ポスター
暗記したいことを紙に書き、リビングやトイレの壁に貼っていました。会社のデスクにも付箋に書いてペタリ。お風呂でもやりかけましたが入浴くらいはゆったりと、とやめました(笑)。

寝る前の振り返り
その日一日勉強したことを、寝る前に1時間ほど思い出しながらノートにまとめ、朝起きたら自分で作った小テストで覚えているか確かめていました。こうすると暗記したことが定着するんです。

*  *  *

毎日バタバタと同じ日々を過ごしがちですが、今や人生100年時代。今後の人生をどう生きたいか、家族とどう過ごしたいかを考えて、将来の目標を決めたいものですね。

イラスト/春原弥生 編集協力/清 繭子
 
【レタスクラブ編集部】
 
   

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