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犬の「ニオイかぎ」室内と屋外で違いや注意点はあるのか

いぬのきもち WEB MAGAZINE

犬のしぐさといったら、クンクンとニオイをかぐ姿を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。今回は、そんな犬のニオイかぎについて、室内と屋外それぞれでの理由や注意点を、いぬのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にうかがいました。

犬がいろいろな場所やモノのニオイをかぐのはなぜ?

――犬が散歩中や室内でいろいろな場所やモノのニオイをかぐことがありますが、なぜなのでしょうか?

岡本先生:
「犬は五感の中でも嗅覚が優れているので、ニオイの情報を確認していると考えられます。
家の中ではニオイをかいで確認するほか、ニオイをかぐことでリラックスすることも多いです。一方、外では、ほかの犬の排泄物のニオイやモノのニオイをかいで、情報を集めていることが多いでしょう」

犬がニオイをかぐときの注意点は?


――犬がニオイをかぐときの注意点はありますか?

岡本先生:
「室内であれば、掃除グッズや刺激臭のするようなものなど、一般的にかいだらよくないものに注意しましょう。屋外の場合は、ニオイをかいだあとに口にして確認しようとする犬もいるため、行動に注意が必要です」

犬にニオイをかぐのをやめてほしいときの対応は?

――犬にニオイをかぐのをやめてほしい場合、どのように対応したらいいでしょうか?

岡本先生:
「かいだら危険なものをかごうとしたときなど緊急時の場合は、可能であれば取り上げましょう。もしくは大きな声や物音を立てて気をそらしてもいいでしょう。習慣としてかいでほしくないものの場合は、犬がかげる場所に置いておかないことがベストです。屋外の場合は、リードを短く持ってコントロールしてあげましょう」

犬がニオイをかぐのには、さまざまな理由がありました。飼い主さんがコントロールしやすい室内と、不確定要素が多い屋外とでは注意するべき点が異なるため、状況に応じて、愛犬の安全を確保してあげてくださいね。

(監修:いぬのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
 
   

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