かねてから多くの人に愛されてきたラーメン。時代が経つにつれ、つけ麺や油そばといったラーメンの「派生系」も誕生した。近年、そんなラーメンの“新形態”が注目を浴びていて…。
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画像をもっと見る■中華麺をタレと卵黄で食べる
ラーメン界に現れた新星は、「釜玉中華そば(ラーメン)」だ。「釜玉」と聞いてまず思い浮かぶのが、茹でたうどんに生卵と醤油を混ぜて食べる「釜玉うどん」であろう。

そのスタイルが、ラーメンにも浸透しているのだ。きっかけとなったのが、昨年3月に東京の都立大学駅(目黒区)周辺にオープンした「釜玉中華そば ナポレオン軒」である。
同店は、少量の醤油ダレに浸かった麺の上に卵黄と白髪ねぎを乗せた「釜玉中華そば」を提供している。中華麺をタレと卵黄で食べるシンプルなスタイルが話題を呼び、瞬く間に人気店に。
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その後、各地で釜玉中華そば(ラーメン)を売り出す店舗が出てきているのだ。
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■油そばとの違いは…?スープがなく、中華麺をタレと絡めて食べるスタイルというと、油そばを思い浮かべる人も多いのでは。油そばは、ごま油や醤油ダレをベースに、温泉卵やメンマ、チャーシュー、ねぎなどを麺と一緒に食べるもの。

別名「汁なしラーメン」とも呼ばれる。週2回はラーメンを食べる記者は、これまでに油そばも多数食してきた。「釜玉中華そば」と聞いても、正直油そばとの違いがよく分からない。