top_line

【スマートフォンアプリ(Android/iOS)配信終了のお知らせ】

ナワリヌイ氏の独房模した箱、パリに設置

時事通信ニュース




【パリ(フランス)AFP=時事】フランス・パリ中心部で14日、ロシア語で監房を意味する言葉が大きな赤字で書かれたコンクリート製の箱が一般公開された。ロシアの反体制派アレクセイ・ナワリヌイ氏が収監されている独房を模したもので、同氏が置かれている窮状を知ってもらおうと支持者が設置した。≪写真は、ランス・パリに設置された、ロシアの反体制派アレクセイ・ナワリヌイ氏が収監されている独房を模した箱を訪れた一般市民や活動家≫
ルーブル美術館のすぐ裏に置かれたこの灰色の薄暗い箱の中には、小さな流しと便器のほか、日中は収納が可能な簡易ベッドがある。
ナワリヌイ氏には横領などの罪で懲役9年が科されている。これについて支持者は、ウラジーミル・プーチン政権を批判した罰とみている。ナワリヌイ氏は過去半年のうち100日以上を、この箱のような独房で過ごしてきた。
来場者の一人は、ナワリヌイ氏は「動物のようにおりの中に」閉じ込められていると語った。また昨年ロシアを出国したという反体制派の活動家は、「われわれが耐え忍ぶべきではない生活だ」と指摘した。
箱の側面には、「ナワリヌイを出してプーチンを入れろ!」という支持者が書いたメッセージも見える。
米ハリウッドでは、ナワリヌイ氏に関する映画がアカデミー賞を受賞したばかり。支持者によると、ナワリヌイ氏の警備があまりに厳重で、同氏が受賞を把握しているかどうか不明だという。【翻訳編集AFPBBNews】
 
   

ランキング

ジャンル