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これが私たちのアオハル 「朋優学院・アトラクション部」の華麗なアクションに刮目せよ!

おたくま経済新聞

 校内で撮影した動画のようですが、「実はアクション映画のワンシーンですよ」といわれても違和感のないクオリティとなっています。

 「コンセプトは『普段の練習で作った“手”を、映像で撮ってみて勉強すること』です。こだわりは地形を活かしたことです」

 そう語ってくれたのは、今回取材に応じてくれた顧問であり、朋優学院で英語科の教諭をつとめる廣木さん。

 1946年創立の同校において、1984年に創部されたのがアトラクション部。毎年春と秋に学内公演を行い、秋にあたる「文化祭」では、オリジナルアクションヒーローショーを上演しています。

 日々の練習では、外部から招いたコーチにより、演者を担う部員にはアクションの技や芝居の練習を、裏方役には衣装・小道具・映像制作の指導が行われています。

■圧倒的な「映像映え」はYouTubeやTikTokで大人気

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 「ヒーローショー」ですが、Twitterと同じくコーチが運用担当をつとめているYouTubeチャンネル「b30afterschool アトラクション部」では、過去のダイジェスト動画のひとつがなんと500万回再生を突破するほどの人気を集めています。

 チャンネル内では、部がまだ同好会だった頃からの映像も配信していますが、2016年まではその年に放映されたスーパー戦隊シリーズをモチーフにした「コスプレ・ヒーローショー」を開催。戦隊ファンも必見の内容となっています。

 プロのスタントマンのもと行ったトランポリン跳躍練習では、瞬時に危険を察知しての補助の様子など、万全のサポート体制の下で部員たちが日々鍛錬を積んでいることがうかがえるものになっています。ちなみにこちらも、100万回を超える再生数を記録。

 また、昨今の高校生たちには欠かせないSNSであろう「TikTok」にある部の公式アカウントは、同部に関連するSNSアカウントの中でも最多の8万人にフォローされています。こちらは日々の練習風景に加えて、さり気ないオフショットも公開。等身大の配信には、恐らく多くの同世代からの支持を集めていると推察されます。

 ちなみに、コーチの櫻井さんによると、朋優学院では2月10日から13日までが入試期間だったそうです。2023年の春にはまた、同校の門をたたきそしてアトラクション部に入部する学生がやってきます。それは同時に、それぞれの世代がひとつ次のステップに進むということでもあります。

 しかし、映像や画像にうつる当時の学生たちが、二度とこない今日という日に全力に向き合ってきた勇姿は、今後も決して色あせることはないでしょう。いつだって青春。

<取材協力>
朋優学院高等学校
朋優学院アトラクション部公式
 ・Instagram:@attractionclub2022
 ・TikTok:@b30afterschool
青春!アトラクの部室(コーチ運用)
 ・Twitter:@b30afterschool
b30afterschool アトラクション部(コーチ運用)
・YouTube:@UCJTgo_Lem8beMmmsIIV1xEQ

(向山純平)

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