
「現在の状況は『愚兄賢妹』と言っていいかもしれません」(芸能リポーター)
女優・伊藤沙莉が、2024年度前期のNHK朝の連続テレビ小説『虎に翼』のヒロインを演じる。
「今作のモデルは、戦前に誕生した日本初の女性弁護士・三淵嘉子氏。後に、初の女性裁判官にもなった偉人です。戦後の東京を舞台に、激動の時代を生きた1人の女性法律家とその仲間たちの人生を描くリーガルエンターテインメントです」(NHK関係者)
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ちなみに、タイトルとなった『虎に翼』は中国戦国時代の法家・韓非の言葉で、〝強い上にもさらに強さが加わる〟という意味だ。
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17年前期の『ひよっこ』(主演・有村架純)以来、2回目の朝ドラ出演となる伊藤は会見で、「道を切り開く女性の役。強さはもちろん、弱さも含めて人間らしさを表現したいです」と抱負を語った。そして、件の有村を思い描きながら、「間近で勉強させてもらったので、支えたいと思われるようなヒロインの役割ができたらいいなと思います」と意気込んだ。
「これまで、自分はヒロインタイプではないとして〝朝ドラ・コンプレックス〟を持っていたそうです」(芸能ライター・小松立志氏)
オファーを受けたのは昨年末で、「最初は〝やった!〟ではなく〝本当?〟と疑いました」と苦笑い。「どこかで夢だった朝ドラ。諦めなければ、意外とかなうんですね」と笑顔で会見を締めた。
「昨年夏放送のNHKドラマ『ももさんと7人のパパゲーノ』で、彼女は主演を務めましたが、ここでの好演が決め手となりました。朝ドラの脇(役)からのホップ・ステップ・ジャンプ。いかにも〝NHKらしい〟キャスティングです」(芸能関係者)
伊藤はツイッターでも、《緊張しております。どうか、温かくお見守り(原文のママ)ください。宜しくお願い致します》と報告したが、伊藤の実兄でお笑いコンビ『オズワルド』の伊藤俊介は即座に、妹・沙莉のツイートを引用リツイート。《やりたい放題だなこいつは。早起き出来そうですわ。2000人くらい言ってるかと思いますが、ひよっこから虎になったということですね》と祝福した。
「妹に〝先を越された〟感はありますが、お兄ちゃんにも頑張ってもらって、『M-1グランプリ』のチャンピオンに早くなってほしいですね」(お笑い番組制作スタッフ)