
季節の移り変わりや自然の美しさ、命のきらめき、日常で起こる不思議な出会い……。前向きに生きていくために、そっと背中をおしてくれる言葉たちがここにある! 心がおどる幻想的な世界がつめこまれた、全38編からなる詩集。※本記事は、まかろん氏の書籍『まかろんのおもちゃ箱』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。
【ぎらぎら太陽の季節】に送る詩
「夏の夜に」
暗闇の中 遠くに聞こえる電車の音 我が思いを乗せてゆけ
星屑を撒き散らし 子狐座と踊り回り
アンタレスの灯の下 星の雫で乾杯する
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子守歌のように電車は行く ガタンゴトンと
「8月終わった9月の朝」
8月終わった 9月の朝
いろいろあったなと ふと思う
同じように過ぎてた毎日 でも振り返れば一日一日
積み重なって きらめいている