それらの画像は性犯罪を想起させるとして、ネット上で不快感を訴える声が多数あがった。さらに3月9日には愛知県の大村秀章・愛知県知事が記者会見で、「こうした写真がSNSにアップされるのは極めて不愉快だ。きわめて遺憾であり、くれぐれもやめてほしい」と語っている。
本誌は2月24日、この問題についてジブリパーク広報事務局に取材を申し込んだが、担当者は「今回の件に関しまして、ノーコメントとさせていただきます」と回答したのみだった。
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相次ぐテーマパーク側の“回答拒否”に失望感が広がっており、ネット上では“だんまりという姿勢”など厳しい声があがっていた。
《ジブリパークもアンパンマンミュージアムも公式のだんまりという姿勢によって更に大元のジブリやアンパンマンに対しても失望感抱く》
《ジブリに続いてアンパンマンもノーコメント。日本生まれのものなのに本当に悲しい》
《ジブリといいアンパンマンといい、こちらが夢を見すぎてるのかもしれないけど、困っている人や不安に思う人の話を聞いてくれないの、やっぱり残念な気持ちにはなる… 》
だが問題の重要性を改めて認識したのか、14日夕方配信の『まいどなニュース』によれば『アンパンマンこどもミュージアム&モール』の施設担当者が、一転して再回答したという。
質問について「ご意見を真摯に受け止めて、通常の点字ブロックに順次交換いたします」といった回答だったというが、ネットで炎上しなければ、真摯に回答もしないというのは、多くの家族が楽しむテーマパークとして対応が鈍すぎるという批判があっても仕方がないことだろう。