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マッチョ過ぎたヤギ、伝説のUMA「ビッグフット」に間違えられる

カラパイア


 山に登ると、さまざまな野生の動物に出遭う機会も多いことだろう。時に伝説のUMAに遭遇することを期待しちゃったりするかもだ。

 ある登山客は筋骨隆々のマッチョなヤギに遭遇したのだが、その動画をTwitterに投稿すると、「ビッグフットじゃないのか」、「いやイエティだろう」とUMA説が浮上し、たちまち注目を集めた。

茂みの奥からマッチョなヤギが出現

 3月8日、ツイッターでシェアされたわずか6秒間のヤギの動画が、ビッグフット疑惑を引き起こした。

 登山者が撮影したとされるヤギの姿が、かなりマッチョだったのだ。

image credit:OddIy Terrifying/Twitter

 投稿主は、「森で見た巨大な筋肉を持つヤギ」というキャプションを付けてシェア。

 撮影場所は明らかにされていないが、白い被毛の野生動物が、木製のデッキからわずか数メートル離れた場所の茂みから現れた。

 どうやら、餌を探している様子で、撮影した登山者はヤギと安全な距離を保ちながら、ヤギが茂みの後ろに消え去るまで見守っていたようだ。

山岳地帯に生息するシロイワヤギだった

 独特の分厚い被毛、短い尾、黒い角が特徴のこの野生生物は、シロイワヤギまたはシロカモシカと呼ばれるヤギで、アラスカなど北アメリカ西部の山岳地帯でよく見られるという。

 草食のため、ほとんどの時間を放牧に費やしているところは他のヤギと変わりないが、山岳地帯に住み、切り立った崖を1日に何百メートルも上り下りすることができる頑強な四肢を持っている。

pixabay

 オスは体長140~190メートル、体重が最高135kgにまで成長するそうだ。

 目撃されたヤギの性別はわからないが、毎日の移動で筋肉がこんなにも鍛えられるからこそ、断崖絶壁でもバランスを取って、立つことが可能なのだ。

ビッグフットと間違えたユーザーも

 今回、シェアされたヤギが、あまりにもマッチョ過ぎてヤギに見えなかったユーザーらは、思わず神話上の生物としてさまざまな説が伝えられているビッグフットと比較してしまったようだ。

 ツイッターには、次のようなユーザーの反応が寄せられた。
・私も、いろんな山やハイキングコースを歩いている時、シロイワヤギに遭遇したこともあるが、こんなビッグなサイズは初めてだ。

・ホッキョクグマかと思った。

コカイン・ベアーならぬ、コカイン・ゴートか。

・すごい。ベンチプレスで鍛え上げました、って感じ。

・このヤギは小さいヤギをすべて食べてこんなになったのか。

・ほら、やっぱりビッグフットは実在するんだよ。

・それは単なる山のヤギではありません。山の GOAT (史上最高) です。

・半分はヤギ、半分はイエティ。

・一瞬、狼男かと思ったよ。
 ちなみに、シロイワヤギはマッチョな体格以外に、鋭い角も特徴だ。

 2021年には、シロイワヤギが鋭い角でクマを返り討ちにしたニュースが伝えられた。

References:‘Muscular’ goat sparks Bigfoot rumours as video shows animal roaming in mountain/ written by Scarlet / edited by parumo
 
   

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