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Snow Man、『夜会』出演でも見えた9人だからこそのバラエティ力 それぞれ異なるスキルと役割分担で魅了

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Snow Man

 3月9日、『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)にSnow Manが全員揃って出演した。9人が挑戦したのは、スタジオにヤマダデンキを再現し、値段を見ずに家電30万円分を買い物するという企画。予想金額が予算の30万円から一番遠いチームが罰ゲームをする、というものだ。この放送回からは、Snow Man全メンバーがいるからこそのバラエティ力が垣間見えていたのではないだろうか。

(関連:Snow Man 深澤辰哉&向井康二&佐久間大介の“ドラマ班”、“バラエティ班”からオールマイティな敏腕トリオへ

 “準会員”として番組にたびたび出演してきた深澤辰哉は、夜会チームとして櫻井翔、有吉弘行、狩野英孝とともに企画をスタート。1人1商品ずつ選んでいくスタイルで、有吉は炊飯器、櫻井は糖質カットできる炊飯器、狩野はハンズフリードライヤー、そして深澤はプロジェクターをチョイスしていく。その最中、深澤は記録係として後輩力を発揮していた。

 渡辺翔太、佐久間大介、宮舘涼太、向井康二は、Snow Man バラエティチーム。賑やかなメンバーが揃った同チームは、チーム名にふさわしいバラエティ力を最初から発揮していく。企画冒頭、進行役の平成ノブシコブシ・吉村崇に買い物のテーマを聞かれると、「僕たちもまだ若い方ではあると思うんで、素直に欲しい物が若者と同じなんじゃないかな」と佐久間。返ってきた答えが“テーマ”ではなかったため、吉村が繰り返し質問していくのだが同じ答えを向井と宮舘が天丼していく。吉村が「テーマは『共感』ですね」とまとめると、4人は「共感、共感!」、「共感スペシャル!」と口々にコメント。自分たちでも「うるさいな、バラエティチームは」とツッコみつつ、ワイワイ盛り上がっていた。そんな彼らがチョイスしたものは掃除機やポップコーンメーカー、チョコレートファウンテン、電源タップ、酒燗器、電池と、まさにバラエティ豊かなもの。テンション高くどんどん選んでいく様子は、無邪気な少年のようで見ていて微笑ましかった。

 ラウール、目黒蓮、阿部亮平、岩本照は、Snow Man セクシーチーム。同じく吉村からテーマを聞かれると、ラウールが「4月から『滝沢歌舞伎』をやるので、楽屋を充実させられるアイテムで福袋を作ったら面白いかもしれない」と的確に返答。阿部も「いいね」と言わんばかりの反応を見せ、まとまり良く企画がスタートしていった。実はグループの中でも倹約家だという4人。テーマに沿ってトレーニングマットやドライヤー、スマート家電、スピーカー、ホームベーカリー、プロジェクターなど実用的な商品をテンポよくチョイスしていく。その中でもスピーカーから嵐の「A・RA・SHI」が流れると全員でノリノリに踊るなど、見せ場をしっかり作るというさすがの立ち回りも見せていた。

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 こうして、それぞれのチームの良さを出しながら行なったバトルは、差額がマイナス8万1000円でセクシーチームの負けという結果に。番組公式TikTokで「ピースハートダンス」を踊るという罰ゲームが行なわれたが、撮影の様子を見ていたバラエティチームからも「いいね~!」という声が飛んでおり、最後の最後までメンバー全員で場を盛り上げる絆を感じさせてくれた。

 そんなSnow Manのバラエティといえば冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)だろう。同番組ではチーム対抗ゲームもありつつ、個人戦、全員で協力をする企画など、様々な9人の姿を見ることができる。どの企画においてもメンバー同士で愛のあるイジりをしたり、フォローし合ったりしながら盛り上がっている印象だ。それができるのも、9人全員が異なるバラエティスキルを持ち、役割分担ができているからこそ。

 向井と佐久間は大きな声でボケたりツッコんだりしながら場を一気に盛り上げ、宮舘は独特のワードセンスと間で笑いどころを生み出す。渡辺はイジられて輝くメンバーで、岩本も静かな闘志を燃やしつつもメンバーからのイジりが笑いに繋がることも少なくない。ラウールと阿部がクレバーさを活かしたコメントや立ち回りを見せる一方、目黒は映画やドラマからは想像できない愛すべき天然っぷりを見せる。そしてそれをまとめるのが、ボケもツッコミもできる視野の広い進行役の深澤、といったところだろう。この多様な個性があるからこそ、番組が盛り上がっていると言っても過言ではない。4月からゴールデン帯に進出するのも納得だ。

 こうして、個性とわかりやすい役割分担を武器に、バラエティでも活躍し続けているSnow Man。9人揃ってのバラエティ番組出演を望む声も少なくないだろう。まだまだ彼らの快進撃は止まらなさそうだ。(高橋梓)

 
   

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