
おとなしいイメージのある羊だが、やはり個体差もあるようで冒険者タイプも存在するようだ。冒険者たるもの、知恵と工夫で数々の困難を潜り抜けていく。
羊のルーシーもそのタイプだった。この農場ではしっかりと鍵をかけたはずなのに、羊たちの脱走事件が相次いでおり、いったいどうやって外に出たのかとカメラを設置したところ、犯人が明らかとなったのだ。
ルーシーが木製のフェンスから頭を突き出し、口をうまくつかって打掛け式になっている錠を開けていたのだ!
Hilarious video shows a cheeky sheep using its head to unlock a gate to let her pals free
賢い羊の開錠大作戦
イングランド北東部、モーペスにある「ホワイトハウス ファーム センター」では不可解な羊の脱走事件が続いていた。きっちりと鍵をかけていたはずなのに、ルーシーと彼女の2頭の仲間たちがなぜか柵の外にいるのである。
不審に思った農場主は監視カメラを設置することに。するとその犯人が明らかとなる。賢い羊のルーシーが、知恵と工夫と頭と口先を使って鍵のフックを外していたのだ。

この鍵は柵の外側にあり、金属製の棒のようなものを上げることで外れるようになっている。ルーシーは柵の外に頭を出し、口先を上手に使ってフックされている棒を押し上げて開錠していたのだ。

さらにすごいのは扉の構造を熟知していることである。
この扉は内側にしか開かない。ルーシーはその点も理解しており、開錠した後は扉を内側に引いて開けていたのだ。
「最もすごいと思ったのは、ゲートを内側に開く必要があることを彼女が知っていたことだ!」とFacebookのコメント欄でユーザーは語った。
農場主はルーシーの知能レベルを低く見積もりすぎたようだ。すでにもっと複雑な鍵に変更したことだろう。
ちなみに羊は人間の顔を識別することもできるし、ゲームなどの遊びも大好きなのだ。
written by parumo