
波岡一喜
「ふぐは大阪人にとってはソウルフードなんですよ」
ふぐを前にした波岡一喜の表情はとてもやわらかい。
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「大阪のミナミに黒門市場という商店街があるんです。そこで捌いたふぐを買ってきて家でてっさや、てっちりをよく食べていました。東京は意外とふぐ屋さんって少ないじゃないですか。しかも銀座の高級店とかになるんですよね。僕もしょっちゅう来られるわけではないので、自分が頑張ったときのご褒美みたいな感じで来ています」
恵比寿駅から歩いて数分。飲食店が軒を連ね、多くの人で賑わう一角に「しゃぶ焼 ふくのや」はある。波岡が「さっぱりしていて焼き肉みたいに食べた後に罪悪感がない」と話す「ふぐ焼き」を食せるのもこの店の特徴だ。