
1980年から1987年まで「ビッグコミックスピリッツ」で連載されていた『めぞん一刻』。冴えない主人公の青年とかわいいヒロインが登場し、まさにラブコメ漫画の王道ともいえるでしょう。
今回は、低スペックながらも最後には見事ヒロインを射止めることができた主人公の行動を分析し、恋愛術を学んでいきたいと思います。
今回は、低スペックながらも最後には見事ヒロインを射止めることができた主人公の行動を分析し、恋愛術を学んでいきたいと思います。
漫画『めぞん一刻』で五代が響子さんを射止められた訳とは!? 名作ラブコメが無料で読める!
テレビアニメ化、実写映画化、さらにラジオドラマやゲームなどさまざまなメディアミックスをされました本作。連載が終了したのは30年以上も前ですが、いまなお高い人気を誇っています。
作者の高橋留美子は、『うる星やつら』や『らんま1/2』などを生み出した少年漫画界の巨匠。本作は、これらよりちょっぴり大人の恋愛を意識しており、また違った魅力を見つけられることでしょう。
著者高橋 留美子 出版日2007-04-27
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『めぞん一刻』の主人公・五代裕作(ごだいゆうさく)は、優柔不断で流されやすい性格をしており、トラブルに巻き込まれることも少なくありません。浪人中であろうとも、「一刻館」の住人から雑な扱いを受けていました。
1年間余分に勉強したすえに合格したのは、三流の私立大学。しかも卒業後は内定をもらっていた会社が倒産し、就職浪人となってしまうのです。何をやっても踏んだり蹴ったりで、冴えない主人公感満載です。
そんな彼が、「一刻館」の新しい管理人として現れた美しい未亡人の音無響子(おとなしきょうこ)に思いを寄せ、めげることなくアタックを続けます。
読者は「分不相応」と感じるかもしれませんが、彼の純粋かつ熱烈な想いは、やがて響子の心を動かしていくのです。しかし2人の間には、ハイスペック男子やクセが強い女子など、さまざまな障害が。作中でどんなふうに恋の駆け引きがおこなわれるのか、注目してください。
『めぞん一刻』あらすじ

2023年3月11日