
日曜午前10時から放送されている『ワイドナショー』(フジテレビ系)に隔週コメンテーターとして出演している『ダウンタウン』の松本人志の降板を6日、局側が正式に発表した。
2013年10月、『ワイドナショー』は〝真夜中のワイドショー〟として月曜深夜にスタート。「普段スクープされる側の芸能人が個人の見解を話しに集まるワイドショー」のコンセプトがウケ、半年後には現在の放送枠に移動した。
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「『ワイドナショー』は注目されるニュースに松本が独自の視点でコメントする。松本の発言は、ひと昔前のビートたけしのような影響力があります」(番組関係者)
同番組は東野幸治が司会で、昨年4月から松本と『ロンドンブーツ1号2号』の田村淳が隔週でコメンテーターを務める。
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「番組に対する松本のモチベーションが下がっていたのは確か。そんな折も折、3月いっぱいで降板するという情報が発表前に流れたのはフジサイドからでしょう。松本はフジに不信感を募らせていますよ」(芸能プロ幹部)
降板でさらなる悪循環か…
〝貧すれば鈍する〟なのか、松本が隔週出演になってから番組視聴率は低下した。
「中居正広と松本がMCを務める不定期放送の『まつもtoなかい』が4月から日曜の夜9時からレギュラー化されることが報じられました。中居との番組に集中してもらうため、松本の『ワイドナショー』降板が決まったとされます」(大手プロマネジャー)
そもそも、『まつもtoなかい』は、昨年6月に新社長に就任した港浩一氏の肝いりの番組だという。
「港社長は打ち切りが噂されていた『FNS27時間テレビ』も復活させ、MCに吉本興業で勢いのある『千鳥』、『かまいたち』、『ダイアン』の3組を抜擢した。吉本の力を借りる一方、松本の意向も確認せずに『ワイドナショー』から降板させ、あまりにも身勝手すぎます」(同)
松本が降板すれば、さらなる悪循環をもたらすことが予想されている。