
ウサギだって荒ぶることもある。仲間同士で喧嘩をしていたので飼育員が間に入り、ウサギ同士を引き離すことに。
ウサギを引き離すために1匹を抱きかかえたところ、気が収まらないもう1匹は、「そいつをこっちに渡すんじゃ!まだ戦いは終わっとらん」とばかりに、今度は飼育員に高速ウサパンチを繰り出した。
ウサギの喧嘩の仲裁に入った飼育員の悲劇
ウサギはかわいらしい外見とは裏腹に、結構気性の荒いところがある。特に縄張り意識の強いオス同士となると、激しい喧嘩をすることもしばしばだ。これにより命にかかわるような大怪我をすることもあるので、飼育員は両者を引き離し、ウサギたちを守らなくてはならない。
この女性飼育員は片方のウサギを抱きかかえることで喧嘩を止めようとしたようだ。だが怒りの収まらないウサギは、飼育員に襲い掛かる。

抱きかかえられている方も暴れており、両者このままじゃ引き下がれない状況だ。ウサギといえど侮るなかれ。怒りのエネルギーによる力は強く、高速ウサパンチにより飼育員はサンドバッグ状態に。

かといって2匹を再び引き合わせるわけにはいかない。飼育員はウサギが落ち着くまでは、必死に仲裁をし続けるのだ。

さて2匹は落ち着いてくれたのだろうか?そして気づいただろうか?
2匹のウサギと仲裁に入っている飼育員の後方にある雪の上(画面左上)から「なんだなんだ?」と顔をのぞかせている何者かの姿を。
ここがどこの場所かはわからないが、喧嘩を観戦している猫もいるようだ。もう1匹、ウサギも通り過ぎたりなんかしていて、なかなか見どころ盛沢山だ。
そういえばことしは兎(うさぎ)年だけど、好戦的なウサギが増えないよう祈るばかりだ。
written by parumo