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半熟卵至上主義を覆す!香葱煎蛋(たまごと小ねぎの煎り焼き)の作り方【レシピあり】

80C[ハオチー]

半熟卵至上主義を覆す!香葱煎蛋(たまごと小ねぎの煎り焼き)の作り方【レシピあり】

日本では、たまごといえば半熟が人気だ。とろとろ、ふわふわは正義であり、癒しである。一方、中国ではたまごにしっかり火を通す。生食の習慣がないからともいえるが、火を通すからこそ際立つ魅力がある。それは香りだ。

とくに、焦げ目がつくまで焼いたたまごは、香りがぐわっと立ちあがる。それはメイラード反応が起きているからだ。

メイラード反応とは、材料に含まれる糖とアミノ化合物が熱されると、メラノイジンという褐色成分を生み出すとともに、さまざまな香りを発することをいう。例えば、肉をフライパンで加熱すると表面が茶色くなり、おいしそうな香り出てくるが、これこそがメイラード反応によるものだ。おいしい茶色、その多くはメイラード反応によるものといっていい。

さらに中国料理の場合、葱やニラなど香りの高い野菜とたまごは定番かつ鉄板の組み合わせである。こうなると、調味料は塩しかいらない。素材から風味も香りも引き出され、余計な味付けはいらなくなる。

そんな中国式の“よく焼き”たまご料理でぜひ作っていただきたいのが、香葱煎蛋(シャンツォンジェンダン|xiāngcōngjiāndàn|たまごと小ねぎの煎り焼き)だ。小ねぎを卵にたっぷり入れて焼くだけだが、火が通るとともに小ねぎの香ばしい香りが部屋中に充ちてきて、空腹でなくとも食欲がわく。

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炒めるのではなく、煎り焼きというのもいい。頃合いをみてひっくり返せばいいので、手を動かす回数が少なく、失敗がないのだ。ポイントは油をけちらず、よく焼くこと。そのままはもちろん、ごはんにのせて玉子丼、麺のトッピング、弁当のおかず、なんでもいける。

香葱煎蛋(シャンツォンジェンダン|xiāngcōngjiāndàn|たまごと葱の煎り焼き)ごはんのせ。

焼けたねぎの香りが最高の調味料!香葱煎蛋(たまごと小ねぎの煎り焼き)のレシピ

材料は至ってシンプル。たまご、塩、小ねぎ、油の4つだ。たまご1個に対して塩ひとつまみ、油大さじ1杯強、小ねぎ3~4本と覚えておこう。

<材料:目安:内径22cmのフライパン1つ分>
たまご(中) 3つ
塩 3つまみ(目安は2グラム)
小ねぎ 50g(12本くらい)
油 大さじ3強

香葱煎蛋(たまごと葱の煎り焼き)の材料。油は落花生油を使うと中国南方の気分に。

<作り方>

①小ねぎを小口切りにする。

まずは小ねぎを刻もう。薬味で使うときに白い部分を落とす方もいるが、この料理は小ねぎの香りがほしいため、根元から先っちょまですべて使える。美しさは問わないので、キッチン用のハサミで切ってもOKだ。

②たまごをボウルに割り入れ、塩を入れて軽く混ぜる。
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