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大地震発生から2週間。イスタンブールのシェルターから被災地へペットフードを届けに行くことに

カラパイア



 トルコ~シリアにかけて今月6日に発生した地震では、死者4万6千人を超える大きな被害が出ており、今も救援活動が続行中である。

 そんな中、現地で助けを待っている動物たちのために、イスタンブールで野良猫・野良犬たちのサポートをしている活動家が、自らペットフードなどの物資を現地へ届けることにしたそうだ。


I said goodbye to all my cats and set off for the earthquake zone.

 今回、被災地の動物たちのために立ち上がったのは、マランダーでも紹介したことのあるAdorable Pawsのオヌールさんだ。



 自宅をシェルターにして、猫たちを保護しているオヌールさん。いつもたくさんの保護猫たちが、子のシェルターで暮らしているよ。



 だが、今回の被害にいてもたってもいられなくなったオヌールさんは、1トンの物資をトラックに積んで、ひとり被災地へ向かうことに。保護猫たちはお留守番だ。



 たくさんのペットフードが集まった。


 地震によるダメージで、イスタンブールから被災地までの高速道路は使えない。1,300㎞の道のり、しかも氷点下17度という過酷な旅は、少なく見積もっても24時間はかかる。



 無事に帰ってこられるかどうか…と覚悟を決めて出発したオヌールさんだが、幸いにも元気にイスタンブールへ戻ってくることができたそうだ。自ら倒壊した建物から1匹の猫を救出して、連れて帰って来たとのこと。

 オヌールさんは今後も毎週、現地に物資を届けるほか、現地での救出風景などをまとめた動画を近々公開するとのことなので、マランダーでも紹介できたらと思っているよ。

 ちなみに、居候猫ダルタニャンたちの暮らしている地域は、被災地からは距離のある黒海沿岸だったので、被害はなかったそうなので安心してね。

written by ruichan

※この記事はカラパイアの姉妹サイト「マランダー」に掲載されたものです。面白い動物情報を集めたマランダーの方にも是非訪れてみてください。
 
   

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