2021年の全仏OPJrでのフィス
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18歳のフィスがツアー大会本戦に出場するのは2022年11月のロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)に続き2度目。今シーズンはチャレンジャー大会に2度出場し、優勝と準優勝を飾る好スタートを切っている。
今大会は1回戦でR・ガスケ(フランス)を7-5, 7-5のストレートで下しツアー初白星をあげて2回戦に駒を進めてバウティスタ=アグとの一戦に臨んだ。
この試合、8本のサービスエースを決めたフィス。ストローク戦では互角の戦いを演じ、2度のブレークに抑える。リターンゲームでは8度のブレークチャンスを創出し、そのうち4度ブレークに成功。1時間25分で初の8強入りを決めた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはフィスのコメントが掲載されている。
「僕は1つのプランを持っていたんだ。ノーミスで、たくさんのウィナーを決めて、時にはビッグサーブも使いたいって。僕は彼(バウティスタ=アグ)を尊敬しているし、本当にうれしいよ」
フィスは準々決勝で第5シードのA・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)か世界ランク70位のQ・アリス(フランス)のどちらかと対戦する。
同日には第2シードのJ・シナー(イタリア)が8強へ駒を進めたほか、第7シードのE・ルースブオリ(フィンランド)、世界ランク75位のG・ バレール(フランス)が2回戦進出を決めた。