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『カービィのエアライド』がTwitterトレンド入り 根強い人気を誇るレースゲームの制作秘話とは

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『カービィのエアライド』根強い人気作の制作秘話とは

 Nintendo Directの公開が発表され、新作や発売予定のゲームへの期待が高まる中、SNS上には過去の人気作品のリメイクや移植、続編発表などを望む声も盛り上がる。

20周年を迎えたゲームキューブ、その傑作『カービィのエアライド』をいまこそ語ろう

 そんな中、『カービィのエアライド』がトレンド入りを果たした。Nintendo Directの公開に合わせて長年のファンからの期待が再び噴出したことをきっかけに、盛り上がりを見せた形だ。

 『カービィのエアライド』は、2003年にゲームキューブ用ソフトとして発売された「カービィ」シリーズのレースゲームだ。発売から20年以上経った今もなお、新作もしくは続編への期待が語られ続けファンから愛され続ける名作。

 実は「カービィ」シリーズの生みの親で、『カービィのエアライド』でもディレクターをつとめた有限会社ソラの桜井政博氏のYouTubeで、本作の企画コンセプトや制作での裏話が明かされている。

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■単純で奥深いカービィとしてのレースゲーム

 『カービィのエアライド』が発売された当時、桜井氏は「星のカービィ」シリーズの統括ディレクターとして、アニメの監修を含めた様々な仕事を担当していた。2001年から放送が開始された「星のカービィ」のアニメに合わせてゲームの開発が始まったが、従来のアクションゲームよりも制作時間が短縮されるという理由からレースゲームが採用されたのだという。

 レースゲームの”ドリフト”の爽快感に目をつけた桜井氏は、レースゲームの醍醐味であるドリフト操作をスティックとAボタンのみで実現させる。ドリフト中にAボタンを押すことでチャージが溜まり、ボタンを話すとチャージされたエネルギーで加速する。操作は単純だが爽快で、誰でも手軽にアクションを楽しめるという「カービィ」シリーズのコンセプトとも一致する作りになっている。

 単純な操作性と親しみやすさを持ちながら、尖った特徴を持つ多種多様なライドマシンや細かいテクニックが多くのプレイヤーの心を掴んだ。もちろん、カービィ定番のすいこみやコピー能力も使用することができ、単純なドリフトと加速のみのレースゲームに奥行きを与えている。

 また、「エアライド」だけではなく上空視点からの「ウエライド」、オープンマップでのバトルロイヤルのような「シティトライアル」という3つの異なるゲームを楽しむことができるのも大きな魅力だ。

■テコ入れからわずか3ヶ月半で完成した『カービィのエアライド』

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