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でか美ちゃん[ライブレポート&インタビュー]初めて訪れたタイを満喫「音楽は世界共通語なんだと綺麗ごとじゃなく感じました」<JAPAN EXPO THAILAND 2023>にて

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でか美ちゃん[ライブレポート&インタビュー]初めて訪れたタイを満喫「音楽は世界共通語なんだと綺麗ごとじゃなく感じました」<JAPAN EXPO THAILAND 2023>にて

でか美ちゃんが、2月3日(金)から5日(日)にかけてタイ・バンコクのセントラルワールドで行なわれたイベントアジア最大級のオールジャパンイベント<JAPAN EXPO THAILAND 2023>に出演するため、初めてタイを訪れた。本記事では、<JAPAN EXPO THAILAND 2023>でのオフィシャルライブレポートに加え、でか美ちゃんがタイを訪れた感想や想いを語ったインタビューをお届けする。

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<JAPAN EXPO THAILAND>は、音楽、アイドル、アート、武道、ファッション、食文化など日本のカルチャーを直接タイの人たちに伝えるために2017年からスタートしたイベント。でか美ちゃんはタレントだけでなくソロアーティストとしての顔も持っているだけに、イベントではライブで歌を通じてタイの人たちと交流。さらにタイの街や名所にくり出し、初めてのタイで新鮮な刺激を受ける有意義な時間を過ごした。

2月3日の<JAPAN EXPO THAILAND 2023>の初日に、でか美ちゃんは、盟友のソロアイドル吉川友とともに開会式のステージに登壇。盛大なイベントのオープニングに華を添えた。

その後、彼女は吉川友にでか美ちゃんとしてライブに出演。初のタイでのライブに気合いたっぷりの彼女は新衣装を身にまとい、吉川との絶妙なコンビネーションで2人のオリジナル曲「最高のオンナ」「手を合わすオンナ」を歌唱。さらに、タイの楽曲でBerryz工房がカバーした「cha cha sing」を披露して会場を熱く盛り上げた。

でか美ちゃんはソロでのステージも行ない、「桃色の人生」や大森靖子がプロデュースした「NEVER BE YOUR LITTLE GIRL」などをパフォーマンス。また、5日のイベント最終日には、吉川との新曲「慮る(おもんぱかる)」を初披露した。日本を代表するダンス文化のパラパラをモチーフにした振り付けで、タイのお客さんと一緒に楽しい空間を作り上げることに成功。真夏ような暑さの中、でか美ちゃんは3日間で4ステージを行い、音楽でタイの人たちと文化交流をはかった。

吉川友、でか美ちゃん<JAPAN EXPO THAILAND 2023>タイ(バンコク)・セントラルワールド(2023年2月3日)

でか美ちゃんはイベント出演だけでなく、滞在期間中にタイをより深く知るべくさまざまな動きをしていた。

2月2日に、タイ在住の日本人ユーチューバーのはるぴー(Harupiii)と対談。チャンネル登録者数22万人を超えるはるぴーは、タイのリアルな文化を発信している人気YouTuber。でか美ちゃんとはるぴーは、お互いのYouTubeチャンネルの撮影を行ない、タイの話題や、はるぴーが<JAPAN EXPO THAILAND 2023に出店した肉寿司についてなどのトークを交わした。

2月3日は、夜にファンとの交流会を行ない、さらに吉川と会場近くのパラディウムナイトマーケットを散策。

2月4日は、日本にも進出しているタイ料理の有名店、通称“ピンクのカオマンガイ”こと『ゴーアン カオマンガイ プラトゥーナム』で食事。さらに、黄金の巨大な涅槃仏で有名なバンコク最古の寺院『ワットポー』を訪れた。2月5日は、巨大なピンクガネーシャ像で有名な寺院『ワット・サマーン・ラッタナーラーム』へ向かった。でか美ちゃんは、好きな動物が象、好きな色がピンクという好きなものずくしのピンクガネーシャが以前から気になっていたという。早起きの甲斐もあり、無事に運命の地でしっかりお参りすることができた。

濃密な時間を過ごしたタイで、でか美ちゃんはどんなことを感じたのか。全工程を終えた彼女がミニインタビューに答えてくれた。

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でか美ちゃん ピンクガネーシャ像で有名な寺院『ワット・サマーン・ラッタナーラーム』(2月5日)

タイ全体の印象を聞くと、“正直、行くまではどんな雰囲気なのかな?と思っていたんですが、特に<JAPAN EXPO THAILAND 2023>の会場周りなどは都会で驚きました。それと、象との結びつきが深い国ってイメージがあったんですが、それはまさにそのとおりで、街の至るところに象のイラストやモニュメントがあって、象大好きな私としてはすごく嬉しかったですね。あと、居心地がいいなって感じはすごくに思ったんですよ。人同士があまり干渉しない感じがありつつ、絶妙な商売っ気が自分にとってはいい距離感だなと思いました。到着したその日には、「タイはいい国だ」とすでに思ってました(笑)”と、タイへの好印象を語った。

<JAPAN EXPO THAILAND 2023>でのステージの感想を聞くと、“初日のソロステージをやる前は、言葉の壁や初めて異国の地で歌うこともあってとても緊張していたんです。でも、言葉の壁はあれど、音楽が始まると踊ってくれる方もたくさんいて嬉しかったです! 2日目からは音楽の力を信じて、タイ語がわからないところは日本語でとにかくでかい声でMCしました(笑)。実際ニュアンスで伝わるのか盛り上がってくれたし、日本から来てくれたファンの方も率先してライブを引っ張ってくれて感謝ですね。きっかとのステージは、何度もタイに来てるきっかのタイ語が流暢すぎてまったく不安がなかったです。あとでファンの方に聞いたんですが、「あの人(吉川)はタイ人?」って間違われてたくらい(笑)、すごく頼りになりました”と、音楽は国境を越えることを実体験したという。

さらにライブの話題が続く。“タイのライブを特別なものにしたくて、新衣装をお披露目したんです。タイのみなさんが、共通語のようにたくさん「可愛い」って言ってくださってとても気分がよかったです(笑)。あと、きっかとの新曲「慮る(おもんぱかる)」では、パラパラに挑戦したんです。振りが覚えやすいのか、みんな踊ってくれて最高でした。そしてタイということで、Berryz工房さんの「cha cha SING」をカバーさせていただいたんですが、1番の盛り上がりになりましたね。さすがBerryz工房さん!ってことと、ハロー!プロジェクトさんの偉大さを感じました”と、タイでのライブでいい手応えを感じたことを口にした。

ライブ後の特典会では“日本で言うところのチェキ会があって、タイの方やシンガポールから会いに来てくれた方が、日本語でいろいろ話してくれてすっごく嬉しかったです。サイン会では私もタイ語で「でか美ちゃん」と書き添えました”と、楽しくアジア交流ができたことを語った。

ライブ以外の行動について話を聞くと、“タイで活躍する日本人ユーチューバーのはるぴーさんとお会いして、今度オープンするはるぴーさんの焼肉屋さん『Yakiniku Harupiii』の肉寿司をいただきました。すごく美味しかったですね。タイに住んでがんばっている年齢の近い女性というのは私の刺激になりました。タイ語もぺらぺらですごかったです”とはるぴーから受けた刺激を語った。

さらに、“ファンツアーでは、お客さんがタイ気分で気持ちが開放的になっていて、お食事会でみんながお互いの個人情報を聞きまくってる光景が楽しかったです(笑)。そのあと、チャトチャックマーケットでみんなでお買い物したのも楽しかったですね。みんなでお揃いの象のポーチを買ったんです。途中スコールにあって雨宿りしながら必死にマーケットを周ったのもいい想い出になりました”と日本のファンともさらに絆を深めたことを口にした。

タイの名所や名スポットを訪れての感想を聞くと、“エキスポ2日目は空き時間があったのでひとりでワットポーに行ったんです。めちゃくちゃ広くてびっくりしました。涅槃像以外にも見どころがたくさんあることを知れたのはとてもよかったです。ひとりだったので、写真は同じような観光客の方に声をかけて交代で撮ってもらうのをくり返しました(笑)。あと、猫がいっぱいいてかわいかったです。行きはちゃんとしたタクシーに乗れたんですが、帰りはちょっと怪しい雰囲気だったので、値段交渉してトゥクトゥクで帰って来ました(笑)。海外でひとり行動できるか試したかったので、そんな経験もできて楽しかったです。あと、念願だったピンクガネーシャを見に行けてとても嬉しかったです。迫力があったし、寺院にはピンクガネーシャ以外にもたくさんナゾの神様がいて、神聖な場所というよりはカオススポットのような雰囲気で面白かったです(笑)”と、さまざまな経験ができた喜びを語る。

象好きなでか美ちゃんは、買い物も象尽くしだったという。“ワットポー近くの雑貨屋さんでは象の置物を2つ買い、ピンクガネーシャでは象のボールペン、きっかと吉川茉優ちゃんと少しの時間だけナイトマーケットに出かけたときは、象のTシャツやヘアピンを購入しました。現地で使うための肩掛けポシェットも象のデザインで、友だちへのお土産かつ自分用に買ったマグネットも象で、ますます身の回りが象だらけになりました(笑)”と報告した。

そして、初めてタイを訪れてどんなことを得たかを聞くと、“言葉の壁は感じたけど、音楽は世界共通語なんだと綺麗ごとじゃなく感じました。つたないタイ語で日本語でMCしても、たくさん反応をくれて嬉しかったです。あと、異国の地で私を応援してくれる人がいるのはSNSで数値としてはわかっていたけど、実際に会って話せたのは何にも代えがたい喜びでした。ただ音楽は言葉を超えるけど、その音楽をもっと伝えやすくするために、次にタイに来るときにはもっとタイ語を覚えておきたいとも思いました。そうした賑やかな景色の一方で、街を歩くだけで明確な貧富の差を感じたのも事実です。文化の違いと言ってしまえばそれまでですが、世界の人権についての学びをより深めたいということもすごく思いました”と語った。

でか美ちゃん<JAPAN EXPO THAILAND 2023>会場付近 タイ(バンコク)・セントラルワールド(2023年2月3日〜5日)

 
   

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