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収益は通常動画の10分の1以下? 今月1日に収益化開始した「YouTubeショート」の実績報告が続々

yutura

今月1日に収益化がスタートしたYouTubeショートについて、YouTuberが次々と収益報告をしています。

以前は収益を見込めない状況だった

2020年9月に開始されたYouTubeの短尺動画サービス「YouTube Shorts」。これまでは投稿者に対して「YouTubeショートファンド」から収益が分配されていましたが、その金額は微々たるものでした。お笑い芸人YouTuber「あしなっす」(登録者数24万人)は昨年9月、1247万再生も再生されていたショート動画の収益額がわずか328円だったと報告。1再生あたりの収益は驚きの0.000026円で、ショート動画でYouTuberとして生活していくのは到底不可能という状況でした。

そんな中、YouTubeは昨年9月にショート動画の収益化導入を発表。2月1日に収益化がスタートしました。YouTubeの発表では、ショート動画の合間に表示される広告収入の45%をクリエイターに分配するとされており、ショート動画クリエイターの中では、期待が高まっていました。

収益は通常動画の10分の1以下?

では実際の収益額はどの程度だったのでしょうか? ツイッター上での収益報告を見てみると…

YouTubeショートの収益化が始まった。1再生0.014円。月7000万再生で100万円。(ツイッター

2月から開始したYouTubeショートの収益化。なんと単価は0.007~0.01円ほど。100万再生しても収益1万円ぐらい。(ツイッター

普通の動画で0.56円
に対して
ショート動画「0.02円」wまあ分配されるだけでもよしですが…(ツイッター

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といった報告があがっており、1再生あたりの単価としては0.007円~0.02円程度となっているようです。

独特のキャラクターでかつてカルト的人気を誇った「ステハゲ」(同20万人)も7日に公開した動画で、YouTubeショートの収益を報告しています。ステハゲは収益化が始まった今月1日からショート動画の投稿を始めたとのこと。

4日までの再生回数は約6.6万回で、収益額は531円。1再生当たり約0.008円という結果でした。ステハゲの通常動画は1再生0.1円程度のようですので、10分の1以下というパフォーマンスになります。この結果にステハゲは「なめてんじゃねぇよ」「ゴミでしょ」と怒り心頭の様子を見せ「ショート動画の時代が来るとか言ってましたけど、来ませんね」と呆れます。以前と比べると改善はされていますが、ステハゲは「目くそ鼻くそだよこんなもん」とこぼしました。

YouTube

ステハゲは、ショート動画で利益を出すためには1カ月で数億再生はないと厳しいと話し、トップYouTuberである「じゅんや」(同2100万人)や「さがわ」(同1600万人)でレベルでないと稼ぐことはできず、「現実的ではないね」とコメントしています。

YouTubeショートファンド時代と比べると単価は上がっているようですが、依然としてショート動画のみで大きな収益を得ることは難しそうです。これからの収益額の増加に期待が寄せられます。

 
   

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