
「手数料が高い」「自分で企業を選べない」従来の投資信託から、自由に企業を選択し運用期間も自分の裁量で決められる“チーム投資”へ。超低金利が続く現代で重要な「育財」という考え方を学んで楽しみながら投資スキルを身につけよう。※本記事は、花咲ミノル氏の書籍『花咲爺さんのチーム投資実践』(幻冬舎ルネッサンス新社)より、一部抜粋・編集したものです。
はじめに
「育財」ってなに?
近年、日本に起きている深刻な社会問題として少子高齢化が進みつつあり、出生率の低下と医療における遺伝子医療はじめ医療の進展等から少子高齢化はさらに進むとされています。その結果、労働人口の減少と高齢者の増加により年金制度や医療、介護等の社会保障の維持が懸念されています。
このような状況の中で私たちは自らの老後と家族を守るためには一刻も早い資産作りのスタートが必要と考えられます。
一方従来の資産作りは、積み立て貯金や定期預金、せいぜい国債など安全性を重視した運用が主流であり、金利の大幅な低下により運用利回りは限りなくゼロに近くなる状況にあり、資産作り方法の思い切った変更が、急がれる状況に至っております。
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これからの資産作りは従来からの貯蓄偏重から今ある財産、資産を積極的に育てて大きくする[育財]という考え方が必要です。
そして[育財]を成功させるためには成長性の高い株式運用が必須であり、安全で高い成長が期待できる株式投資の運用システムが望まれています。
チーム投資方式はこのような背景の中で生まれた安全で、高い運用成果が期待できる自由度の高い株式投資の運用システムです。

暑い夏が終わる頃のある日、東京に住む息子のマサノブ家族が喜寿のお祝いにやってきました。これから夕食という時間に、家族で資産作りの話が盛り上がりました。たわいのない話の内に話は投資信託の話へと移っていきました。
正伸:以前投資信託に興味を持って調べたけど“NISA”や“つみたてNISA”の制度を使ったほうが良いとか、投資信託はあれがいいこれがいいと、いろいろなことが書いてあって、こんがらがってしまったよ。会社では、“確定給付企業年金”から“確定拠出年金”に制度変更があるので社内セミナーを受けてきたけど余計にこんがらがってどうしたらいいものか、iDeCoも選べるといわれたけどNISAとiDeCoはどう違うのかな?
ミノル爺さん:確定拠出年金やiDeCoは退職金制度に親しい金融制度じゃから、詳しくは会社のセミナーで聞くと良いぞよ。投資信託は世界に分散することが大事じゃから銘柄選別の際忘れんようにな