
大都市シカゴを舞台に、消防士と救命隊員たちの活躍をスリリングに描く人気ドラマシリーズ『シカゴ・ファイア』のシーズン9のDVDが2月8日にリリースされる。ドラマの舞台は、公共の建物の火災、工事現場の爆破事故など、瞬時の判断が生きるか死ぬかを左右する緊急事態が発生したすべての現場。主人公は、そこに駆けつけるシカゴ消防署のメンバーたち。1話完結で彼らの活動をスリリングに描きつつ、事故の背後のドラマや消防署の人間模様も描き出し、スリルと感動の両方で楽しませてくれる。
火災、爆発、交通事故—-ドラマの舞台は、緊急事態発生したすべての現場

ドラマの中心となるのは消防署の3隊。消防担当のはしご隊、救助担当のレスキュー隊、救急担当の救命医療隊が、事態に合わせて出動し職務を果たしていく。そのメンバー達は個性豊かで、真面目なはしご隊中隊長ケイシー役は、人気医療ドラマ『Dr.HOUSE』のチェイス医師役でも知られるジェシー・スペンサー。その親友の陽気なレスキュー隊の小隊長セブライド役は、映画『ゼロ・ダーク・サーティ』などに出演し、かつてレディー・ガガとの婚約と破局も話題になったテイラー・キニー。多彩な俳優たちが共演する群像ドラマだ。
新型コロナウイルスの影響をドラマに反映

シーズン9は冒頭から、新型コロナウイルスの影響を正面から描写。シカゴ消防署では、事務職員たちは全員リモートワークで机はガラ空き。職員たちは出動時にはマスクをつけている。さらにロックダウンのために父親が失業し、アルバイトをしなくてはならなくなった女子高校生が登場する。
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というのもシーズン9の全米放送開始は、2020年11月。世界的流行が始まったのは2019年末で、全米でワクチン接種が始まったのは2020年12月。全米放送時はまだコロナが世界中で大流行していた。そんな状況でも、新型コロナの影響を描いた本作には、実際にシカゴで撮影し、現実の消防署員の活動に基づくドラマを描いてきた”リアルさ重視”の姿勢が貫かれている。
消防署員はいいヤツばかり。善人たちのドラマが気持ちいい
