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三富兜翔が初の後楽園大会に向け「新時代をP.P.P.TOKYOが作り出す」と気炎【P.P.P.TOKYO】

TOKYO HEADLINE

 博報堂出身の異色プロレスラー・三富兜翔率いるプロレス団体「P.P.P.TOKYO」が2月7日、SODとのコラボ興行「Love&Party2023~愛と恍惚の遊宴」を東京・新宿FACEで開催した。

 三富はメインイベントで行われた「サドンデストリプルトルネード3wayマッチ」に出場もまさかの敗戦。しかし試合後には初の後楽園ホール進出となる「THE PARTY~宴~」(5月16日)に向けて「新時代をP.P.P.TOKYOが作り出す」などと気炎を上げた。

 三富は土肥こうじ、熊嵐と組んで、大谷譲二、大門寺崇、吉田綾斗組と田村ハヤト、チェック島谷、KAZMA SAKAMOTOのバルクオーケストラと対戦。この日の3Way戦は1チームが脱落後も残りの2チームで対戦を続け、真の勝利者を決める過酷なルールで行われた。

 試合は土肥、大門寺、田村のパワーファイター3人でスタート。ド迫力のタックル合戦、チョップ合戦を展開する。三富、大谷、島谷の軽量の3人に交代すると打って変わってスピーディーな展開に。ノータッチルールとあって3軍入り乱れての場外乱闘に発展すると一気にヒートアップ。リングに戻ると三富は大門寺軍、バルク軍に立て続けに集中攻撃を浴びピンチを迎え青息吐息。しかししのぎ切って土肥にタッチすると今度は土肥熊が暴れまくり、一気に形勢逆転。セコンドの八須も加わり4人でバルク軍の3人を同時にブレーンバスターで投げ捨てるなど一時は完全にペースを握ったかに見えた三富軍だったが、熊嵐がバルク軍の連携の前に逆打ちで3カウントを奪われ、まさかの脱落。

 その後も残る2チームが白熱の攻防を展開。バルク軍の集中攻撃を浴びた大門寺軍の大谷は田村のラリアット、SAKAMOTOと田村のダブルインパクトまではなんとかしのいだものの、最後は田村のジャックハマーの前に撃沈。バルクオーケストラがP.P.P.TOKYOのマットを制圧した。

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 試合後のマイクでSAKAMOTOは「TAKAみちのくの元弟子の吉田綾斗、そして大門寺、大谷譲二、お前らなかなか強えな。最高だよ。そして土肥熊、お前らは本当に最低だけど、最高だよ! そしてP.P.P.、5月16日、後楽園ホールに初進出するよな。俺たち、バルクオーケストラがその後楽園ホールに乗り込むぞ! 対戦相手は誰でもいい。最高の相手を用意しておけ。楽しみにしておくよ」と参戦をアピール。

 これを受けて三富、土肥、熊嵐がリングイン。最初にマイクを持った土肥は「KAZMA、よく聞け。記念すべきP.P.Pの初の後楽園大会だ。バルクオーケストラ、フルメンバーで乗り込んで来い」と要求。SAKAMOTOは「今ここで、フルとは言えないけど期待しておけよ」と返した。

 土肥は返す刀で「あいつらがもし全メンバーを連れてきたら、こっちはPPP連合軍でメンバー揃えておくからよ。完全決着にするからにはただのタッグマッチじゃやらねえぞ、ルールは考えておいてくれ。総帥よ」などと三富にも要求。三富は「そういうマッチメイクもすべて含めて、誰が何と言おうとこのP.P.P.は俺が仕切る」と応じた。

 そして選手をリングに上げると八須には「八須の物語は続く。12年前に叶えられなかったプロレスラーとしての夢を5月に日高選手にぶつけてくれ」、ちゃんよたには「今日は勝ったな。ちゃんよたは皆さんが思っている以上に毎日、プレッシャーに押しつぶされそうだと思うけど、それも含めて君はスターだと思っているから。皆さん、これからもちゃんよたの背中を押してください。譲二、俺はお前のことを一番信頼しているぞ。バルクと5vs5でやる時はお前、絶対に出てくれよ」と主力の3選手に檄を飛ばした。最後は「5月16日の後楽園の前に4月3日に新木場があります。新木場も後楽園も僕らは感動を作り続けます。皆さんの感動を乗せて新時代をP.P.P.TOKYOが作り出します。みなさん、それについてきてくれますか? 新時代を一緒に作ってくれますか? 3、2、1レッツパーティー!」で締めくくった。

 大会後の総括では「今日思ったのはP.P.P.には今、磁場があるということ。GLEATさんのバルクオーケストラ、2AWの王者・吉田選手、ランズエンドで大日本にもレギュラー参戦している大門寺選手、そしてP.P.P.TOKYOの大谷譲二がいい試合をしてくれた。この勢いを新木場、そして後楽園に向けてつないでいきたい。そしてバルクオーケストラはリーダーはまだ復帰していないが、もし間に合うなら全員連れてきてほしい。そうしたら、今日あれだけスイングしていた、大門寺、吉田、土肥熊、そして大谷をぶつけたい」と後楽園大会でのP.P.P.TOKYO連合軍とバルクオーケストラの5vs5戦を示唆。八須については「八須は八須でストーリーを紡いでほしい。今はBreakingDownでブレイクしていますが、12年前にプロレス界に入って、すごく練習がつらくて夜逃げしたという過去を持っている。それは今まであまり公にしてこなかったが、これからは彼の人生をさらけ出して。それをP.P.P.のリングに持ち込んで、いろいろなうねりを作っていきたい。日高選手とのシングルは決定。八須にはマジで勝ってほしい。ブレイキングダウンでの勢いをP.P.P.のリングに持ち込んで、我々が時代の中心に向かって行きたい」、ちゃんよたにも「ちゃんよたなりの新しいストーリーを作ってほしい。今、スターダムでタッグトーナメント勝ち上がってます。そういった部分でも僕らが時代の中心に向かって行けるなという実感がある」などと期待をかけた。

 自らの後楽園のカードについては「やりたいカードはあるが、それを実現できるかどうかの戦いが一番の戦いかもしれない。それが自分にとっての最大の試練になってくると思う」と語った。

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